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前のドアと後ろのドアを見てみるけど、私が知ってる先輩はいない。
白濱先輩…？
でもいつも白濱先輩来る時は絶対に廊下から悲鳴が聞こえてくる。
今日はそれがないってことは白濱先輩じゃない…？
でも私に用がある先輩なんて白濱先輩しか思い当たらない。
まさか…玲於くん…？
淡い期待を胸に廊下を出て玲於くんの姿を探すけど、やっぱりいない。
そりゃそーだよね…
「Aちゃん？｣
『え…？』
声をかけてきたのは見たことがない女の先輩。
凄く美人で、大人っぽい。
高校生とは思えない…
「私のこと知らないよね？｣
『ごめんなさい…ちょっと…分からないかもです』
「大丈夫大丈夫ー学年違うしね。璃って言うの。よろしくね。｣
そう言って大人っぽく笑ってみせる璃先輩。
綺麗…
『宜しくお願いします！どうされたんですか？』
話しかけてくれたはいいけど、初対面で何の用が？
璃「あー、ちょっと来て欲しいところがあるの。ついてきて！｣
そう言いながらかっこよくスタスタと歩く璃先輩。
女の私でも惚れちゃうくらいにかっこいい…
それにしても来て欲しいところって何？
疑問に思いながらも璃先輩についていった。
何も考えず後を追ってたらいつの間にか体育館裏についてて、璃先輩の友達と思われる先輩が何人か立ってた。
「そうそう、これ！｣
先輩の中のひとりが声を上げた。
状況が理解できなくてあたふたしてると璃先輩が私の両肩を掴んで耳元で囁いた。
「あんたって亜嵐の何なの？｣
そんな事言われると思ってなかったからなんて言ったらいいか分からずに俯いてたら璃先輩の笑い声が聞こえた。
璃「え？質問にも答えらないの？見た目からしてポンコツだとは思ってたけどまともに会話も出来ないの？｣
璃先輩のその言葉に周りの先輩達も笑い出す。
何がしたいの？
私も笑い者にしたいだけ？
全然分かんないよ…
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ひなた - 私は、壱馬さんも、玲於さんも、亜嵐さんも大好きなので、この作品最高に面白いです。これからも頑張ってください。 (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 0f2be5040c (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - りほさん» ありがとうございます(;_;) 新作作った場合は宜しくお願いします！ (2017年9月4日 17時) (レス) id: b81ec4c112 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 頑張ってください！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: b3ad7c7e3f (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - りささん» ありがとうございます(><)結末はもう決めてあるのでお楽しみに~笑 更新頑張ります！ (2017年8月21日 12時) (レス) id: b81ec4c112 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 面白いです。かずまとくっついて欲しいなー(笑)どーなるんやろと続きが楽しみです (2017年8月21日 0時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2017年8月12日 17時
