8 ページ8
.
昨日のモヤモヤを残したまま朝を迎えた。
今は壱馬に会いたくないな…
そんな事言ったって結局会わなきゃいけなくなるんだけど…
壱馬に対してこんな気持ちになったのは初めてだから自分でもほんとに分かんないの。
この気持ちの正体がなんなのか。
壱馬「今日Aぼーっとしすぎやろー!気分悪い?」
菜々「ね!話しかけても上の空だよー泣」
『ごめんねーちょっと考え事してただけ!』
菜々ちゃんは私の斜め前の席で壱馬しか友達いなかった私に話しかけてくれて仲良くしてくれるの。
可愛くて優しくて面白くて私とは正反対なんだけど、一緒にいると何だか笑顔になれる。
最近、壱馬と私と菜々ちゃんでいることも増えてきてる。
壱馬「A、今日から部活やけど大丈夫か?」
『大丈夫だって!笑』
菜々「2人とも何部入るの?」
『壱馬がサッカー部入るから私はマネージャーだよー』
菜々「そうなの!?私もサッカー部のマネージャーしたいなぁ」
『しなよ!私も菜々ちゃんいてくれた方が心強いし笑』
菜々「ほんと!?やった!!楽しみだなぁ」
良かった、菜々ちゃんいなかったら絶対私一人ぼっちだったから。
.
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あずき | 作成日時:2017年7月18日 15時