検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:66,354 hit

42 ページ47




部活がやっと終わったのはいいものの今から待っているのは鬼の片付けと準備…



はぁ…



部室に戻ってまず服とタオルを洗濯して、水筒洗って、新しいスポドリと古いスポドリ入れ替えたり、サッカーボールの空気入れたりその他にも細かいことが沢山あってでも同時にやりがいを感じていたりもする。



疲れるけどこれで部員が何も考えることなく部活に集中出来るんだと思うと 頑張ろう と思える。



少ないマネージャーの中頑張って終わらせて部室から出ると、白濱先輩ではなく佐野先輩が立ってた。



『へ!?』



佐野「ごめんごめん笑 亜嵐くん用事あるからって先帰ってさ一緒帰れる?」



『うん…』



歩き出した佐野先輩についていった。



一緒に帰ってるっちゃ帰ってるんだけど、ずっと沈黙。



息苦しいかも…



私緊張しちゃって何も話せないし、佐野先輩は塩だしね…



佐野「あのさ…」



どんな話題を切り出そうか迷ってると佐野先輩が話しかけてきた。



『なんですか?』



佐野「壱馬ってやついるじゃん?」



何を言われるかと思えばいきなり出てきた 壱馬 という言葉。



佐野「Aちゃんがさ昔言ってた奴?」



『はい、そうですよ笑』



佐野「あのさ…2人って今仲良くないの?」



なんでそんな事聞くんだろう?



てかなんて答えればいいの?



喧嘩しました って?



返事に困ってると慌てだした佐野先輩。



佐野「あぁ、いやあの…そのさ、別にいいよ、言いたくないなら全然、、今のなしで。」



そう言ってまた沈黙になる。



『別に言いたくないとかじゃないですよ笑 まぁ大人になっていくにつれ変わるじゃないですか?昔仲良くても大きくなっても仲良いかどうかなんてわかんないですし笑』



なんかほっとした顔して そっか なんて言ってる。


43→←41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あずき | 作成日時:2017年7月18日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。