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部活がやっと終わったのはいいものの今から待っているのは鬼の片付けと準備…
はぁ…
部室に戻ってまず服とタオルを洗濯して、水筒洗って、新しいスポドリと古いスポドリ入れ替えたり、サッカーボールの空気入れたりその他にも細かいことが沢山あってでも同時にやりがいを感じていたりもする。
疲れるけどこれで部員が何も考えることなく部活に集中出来るんだと思うと 頑張ろう と思える。
少ないマネージャーの中頑張って終わらせて部室から出ると、白濱先輩ではなく佐野先輩が立ってた。
『へ!?』
佐野「ごめんごめん笑 亜嵐くん用事あるからって先帰ってさ一緒帰れる?」
『うん…』
歩き出した佐野先輩についていった。
一緒に帰ってるっちゃ帰ってるんだけど、ずっと沈黙。
息苦しいかも…
私緊張しちゃって何も話せないし、佐野先輩は塩だしね…
佐野「あのさ…」
どんな話題を切り出そうか迷ってると佐野先輩が話しかけてきた。
『なんですか?』
佐野「壱馬ってやついるじゃん?」
何を言われるかと思えばいきなり出てきた 壱馬 という言葉。
佐野「Aちゃんがさ昔言ってた奴?」
『はい、そうですよ笑』
佐野「あのさ…2人って今仲良くないの?」
なんでそんな事聞くんだろう?
てかなんて答えればいいの?
喧嘩しました って?
返事に困ってると慌てだした佐野先輩。
佐野「あぁ、いやあの…そのさ、別にいいよ、言いたくないなら全然、、今のなしで。」
そう言ってまた沈黙になる。
『別に言いたくないとかじゃないですよ笑 まぁ大人になっていくにつれ変わるじゃないですか?昔仲良くても大きくなっても仲良いかどうかなんてわかんないですし笑』
なんかほっとした顔して そっか なんて言ってる。
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作者名:あずき | 作成日時:2017年7月18日 15時