22 ページ23
.
グラウンドに着くと嫌でも目に入ってくるあの2人。
今さっきの気まずい雰囲気は夢なんじゃないかってくらい楽しそうにしてるの。
私完全に置いてかれた…
そんな私に追い討ちをかけるように白濱先輩も私を置いてどこかに行ってしまう。
菜々ちゃんは壱馬と話してるし私の居場所なし…
仕方ないんだけどね… 自業自得だ…
何に怒ってるかは分かんない
白濱「おーい!壱馬?練習するぞー!」
壱馬「あ、はい!」
そう言って菜々ちゃんのもとから離れていった壱馬。
自意識過剰…?かもしれないけど私のためだったりする?
白濱先輩の真意は分かんないけどこうゆう優しさほんと助かるな…さすがモテ男
菜々「Aちゃんこっちおいでよ!」
マネージャーのベンチからちょっと離れたところで立ってた私を呼びに来てくれる菜々ちゃん。
すんごく笑顔で可愛いの…
落ち込んでぶすくれてる私の何倍も…
菜々「壱馬に話しかけたらそこまで怒ってなくてさー笑 勘違いだったのかも!」
『そうだね…』
菜々「そういえばね!私も一緒に帰ることになったからよろしくね!家の方向同じだったみたい!」
私と壱馬と菜々ちゃんの3人ってこと…?
どう考えたって私邪魔者じゃん…
『あ…ごめん…今日一緒に帰れないんだ…』
白濱先輩に誘われてたしね。丁度いいよね。
菜々「え…そうなの? 残念…」
『ごめんね…』
白濱「Aちゃんータオル!」
『あ!はい!』
.
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あずき | 作成日時:2017年7月18日 15時