Story.16 ページ18
いちご「美味しい!チョコレートの口どけが今までと全然違う!」
「できたんだ〜。食べてもいい?」
いちご「もちろん!」
「いただきます。あっ、美味しいね!最初のミルクレープのときに比べれば上達してるよ!」
いちご「本当に!?ありがとう!」
こんな短期間でここまで上達するものなんだ…!
いちごちゃん、毎日練習してるもんね。
私も負けてられないな!
いちご「あっ、あの、樫野?ありがとう!さっきは注意してくれて。」
樫野「別に。天野のせいでAグループの成績がどーんと下がったら困るからな。」
あはは…。
そういうことか。
樫野「天野さ、ここ最近でチョコレートどんだけ無駄にしたんだ?食材をさ、もっと大切にしろ
よな。あんな状態じゃパティシエ以前に人として失格だぞ。」
確かに、すごいことになってるね。
樫野「これ、食べてみ?」
いちご「わぁ〜!美味しい!なんてクリーミーなチョコ!こんなの初めて!
もう1口ちょうだ〜い!」
樫野「もうやらん。」
「私も食べていい?」
樫野「いいけど。」
「…ん!樫野くん、また上達してる。すごいね!」
樫野「そ、そうか?///」
「うん。」
このレベルなら高等部でも通用するな。
すごい。
3か月前とは全然違う。
そうとう練習したんだよね。
私も作業に戻ろう。
ん?
いちごちゃんが燃えてる!
樫野くんになに言われたんだろ?
まあ、無理しすぎなければいいんだけど。
.
.
「できた!あれ、いちごちゃんは?もう帰ったの?」
ホイップ「ええ。30分ぐらい前に。」
「じゃあ食べてみて!けっこう自信作なの。」
ホイップ「美味しい…!クリームとスポンジケーキの相性がいいわ。」
「でしょ?ホイップのおかげだよ!ありがとう!」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時