Story.12 ページ14
いちご「わぁ〜!美味しそう!こんなすてきなサロンが学園の中にあったなんて!」
花房「サロン・ド・マリーは聖マリー学園高等部の生徒会が運営してるんだよ。」
安藤「ここのスイーツは全部、高等部の実力のある生徒がつくったものなんだよね。」
いちごちゃんたちとサロン・ド・マリーに来てる。
なんか、ものすごい量注文してるけど笑
いちご「ふ〜ん、そうなんだ。」
樫野「あっ、天野!」
いちご「ほぇ〜、もう食べられましぇ〜ん。」
「いちごちゃん、全部食べたの!?」
す、すごすぎる…!
いちご「わぁ〜、すごい美人…。誰なの?あの人。」
「ああ、麻里ちゃんのことね。」
いちご「麻里ちゃん?」
花房「高等部の生徒会長、天王寺麻里さん。数々のコンクールの優勝経験がある天才で、アンリ先
生の愛弟子。そしてAちゃんとは幼馴染。」
いちご「幼馴染なんだ。」
「うん。親同士が仕事の関係で仲良かったから。」
麻里「A。ちょっといいかしら?」
「あっ、麻里ちゃん。どうしたの?」
麻里「急遽調理場の人が1人抜けてしまうことになったから、かわりに調理場に入ってもらっても
いいかしら?」
「うん、もちろんいいよ!じゃあ、準備してくるね。」
麻里「ありがとう。」
「みんな、ごめんね。」
安藤「気にしなくていいよ。」
「じゃあ、またね〜。」
.
.
いちご「いいなぁ。私もAちゃんみたいにあそこで働きたい!」
樫野「初心者が働けるわけないだろ。そもそも中等部の生徒じゃ無理だ。」
いちご「無理じゃないもん!私だって店員さんだったらきっと!」
樫野「店員だって高等部の生徒しかなれねえんだよ。」
いちご「えぇ〜!でもAちゃんは?中等部だよ?」
安藤「七海さんは特別。聖マリー日本校では高等部を含めても実力はトップだと思う。それにパリ
本校にいたときもトップだったらしいよ。」
いちご「えっ、パリ本校!?」
花房「いちごちゃんは聞いてなかったんだ。Aちゃん、1年生のときはパリ本校にいたんだよ。
でも、2年生に上がったと同時に日本校に転校してきたんだ。」
いちご「Aちゃんってそんなにすごいの!?でも私もやったみたかったな…。」
花房「そういうことなら、いいお店知ってるよ。」
いちご「えっ、本当に!?どこどこ?」
こうして、私は安藤くんのお店を手伝うことになった。
(文字数の関係上、少し省略させてもらいます。)
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時