全員、惚れさせてやる♡ 【東リべ】

6 ページ7

コンビニの中に入ると、私はチョコを買いにお菓子コーナーまで歩いた。






マイキーくんをどう落とそうかな…そんなことを考えていると






外からバイクの音が聞こえてきて恐らくコンビニの前で止まった







___「わり、たい焼き買ってくる」









そういう声が入店音と共に聞こえてきた








ん、？聞き覚えのある声だ…まさか








ちらっと除くと、私のターゲット(マイキーくん)がいた。









私の事忘れてそうだよなぁ。話しかけてみる価値はあるか







そういってこちらに歩いてくる彼を待った








「…」







『あっ…前の人！』








私は 今気づきました 感を出しながら話しかけた







「…？」





『あ、あの〜、タケミチくんがボコボコにされた…』







「…あぁ！あの時の！てかオマエ、たけみっちの友達？」





『あ、はい、！』




「そーなんだ。オレはマイキー。よろしくな」





そういってニカッと笑う彼に、私がトキメキそうだ。




『あ、私Aって言います』





なんとなく、この人は あざとい が通じなさそうなので普通キャラで行くことにした






「A……」






『…？はい…？』




私の名前を言い、なにか考え事をしているようだった





「いい名前だな！」




それだけ…？(笑)てっきり私の悪い噂を聞いた事あるのかと思って少し焦った






『あ、ありがとう…ございます


そういえば、何買いに来たんですか？』








「ん？たい焼き。」







『あ、前のお礼で私、そんくらい奢りますよ！』






「はぁ？女に金出させる程困ってねぇよ」






笑顔でそう言ってくれる。かっこいいな…






でも、もっと距離を縮めたい！







『や！買います！私、貸し借りは0がいいんです！』







「ホント気にしてないのに…じゃあ、お願い」






ちょっと圧を掛けすぎてしまった(笑)







多分引き気味になってしまったマイキーくん






気にしてる暇なんてないよね〜。





マイキーくんが持ってきてくれたたい焼きと






私が食べたいチョコをもってレジに並ぶ。







「…なぁ、そのチョコすきなの？」






『………あっ』





私の手には…恥ずかしい。




大好物のあんぱんまんチョコを無意識に取っていた





『はっ…まって？あ、べ、別にこれ好きなわけじゃ！』






嘘が付けず動揺してしまった私を






マイキーくんはバカにするように大爆笑していた

7→←5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す