全員、惚れさせてやる♡ 【東リべ】

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そう言われ電話が切れた




「…誰？」




見るからにイライラしている千冬がキレ気味に聞く。




『マイキー。集会来るだろって』




「今日集会か」




「Aオレのって見せれるチャンスじゃん」




「いつからお前のになったんだ」




『千冬ぅ可愛い〜♡』




ちょっと圭介先輩の真似をして言ってみたら千冬は照れて


圭介先輩はふっと笑った。イケメンだなぁ





〜♪♪〜♪♪



また電話。次はたかし君から




『もしもーし』




〈 あ、いきなりごめんなA。今よかったか？〉




『うん、なぁに』




「チッ、またかよ」


「男？」




『シーっ！』



2人が喋るからたかし君に聞こえちゃうじゃん！たかし君無駄に(?)察し良いし！！




〈 ………あのさA、最近東卍入ったンならまだ特服ないだろ？ 〉




『あー、みんな特服だもんね。無いな』




〈 俺、Aの特服手作りしたんだ。今日集会くるか？〉




『え！手作り？すごい！集会いくよ！』




〈 採寸してねぇから目安で作ったけど今日着てくれよ。調整すっから〉




『さっすがたかし君♡ありがとう大好き♡』




〈 ふっ、俺も。集会ん時迎え行くか？〉




『大丈夫！マイキー迎えきてくれる！』




〈 …りょーかい。後でな〉





電話切れた、と同時に物凄い殺意のようなものを感じた……





「へぇ…」



「たかし君？だいすき？」



『まー、ノリだよノリ。』




この2人はもう落とせたと言っても過言では無いので適当にあしらった。





「…俺もすき？」



『うん、千冬も好き。私もう帰ろうかな！』



「はぁ？まだ居ろよ」




2人とも悲しそうな顔するけど、キスマ隠さなきゃ行けないから早く帰らなきゃ




『女の子は準備時間かかるの♡じゃあね〜』



「おい、送ってっから待てよ！」



。



やり取りがゴタゴタしてめんどくさかったけど、2人にいつものコンビニまで送ってもらい(勝手に着いてきただけ)



そこでさよならした。今は1人で家に向かってる



みんなに好きになってもらうのはうれしいけど、やっぱめんどくさいって思うこともあるんだよなぁ〜





家に着いて鏡を見ると、やっぱりえげつない量のキスマ。



独占欲が原因と思うと千冬が可愛くて萌える(笑)




とりあえずコンシーラー塗りまくって、タートルネックの服を着てマイキーとデートに行くことにした

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