全員、惚れさせてやる♡ 【東リべ】

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学校ではほぼ6時間、全ての授業で居眠りをしていた。




普段いい子を偽っている私がこんなにも居眠りするなんてどうも珍しいらしく



先生もあまり起こしてこなかった。




「まじ姫寝顔可愛すぎでしょ…」


「姫の名に恥じないよね」





そんな話をされていたみたいだけど嬉しさより眠気が勝つ。



…



寝に寝に寝まくって、放課後になってしまった




『ちょっとやっちゃった…恥ずかし…』




まあ沢山寝たおかげか、体はピンピンしていて気持ちいい。



帰る準備をして下校する。晴れてるし気分もいいし、着替えて散歩にでも行こうかな！



考えながら歩いていると下からニャーンと声がした




『ん？！猫？！』




猫は公園から姿を現したようで、しゃがんで頭を撫でると公園に戻ってしまった



…と思ったけど、振り返り私の方を見てニャーンと鳴く



これは着いてきてってこと？




猫がそう言ってるように感じて素直について行く



すると公園のベンチに行き、そこにいたのは…




「あ！昨日の！A！」


「おー、久しぶりだな」



『えっと、千冬と、けーすけ先輩！』





2人してベンチに座って2.3匹の猫と戯れている



なにこの可愛い光景。男2人が猫にデレデレ、ヤダ可愛い。





「こんなとこで何してんだ」



『今日暇だから散歩しようかなて考えてると猫いて着いてきた』



「A、変なジジイには着いてくなよ？」



『私をなんだと思ってるの！』




千冬は私をからかってるのか？まあ可愛いからいいけど。





「今日ヒマ？これから場地さんち行くけどくるか？」


『うーん、いいの？先輩』


「おー来いよ。」


「やった！じゃあもう行きましょ！」





さっきから、圭介先輩は私に興味無さそうだよなあ。



まあそういう人程、落としたくなっちゃうんですけど。





おそらく今は圭介先輩の家まで歩いてるんだろう。



千冬は私に腕を組んでるんるんであるいてる。



てか家行くって、そこまで仲良かったっけ。まあいいか





「なぁ、アイス買ってかね？今日あちい」



コンビニを通り過ぎようとした時、圭介先輩が提案をした





『いーね！私バニラー』


「え！俺もバニラ好き！」


「テメェら分かってねぇな。チョコミントだよ1番は」





私と千冬でバニラの良さを語りながらコンビニに入ると





圭介先輩は「お前らベタベタしてて見てるだけでアチィわ」





とか言って距離を取られた。うーわ、おとしてぇ。

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