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「ははっ、じゃあ黒服呼んでくれる？」
三つ編みのお兄さんに指示を出されたから素直に黒服を呼ぶ
さっきのオドオド黒服とは違う黒服が来てくれて良かったぁ、と思っていたら
こっちの黒服も客を見るとびっくりしてた
もしかしてこの2人有名人？
「ペルフェクション2本〜♡」
「えっ」
『え』
黒服と私、驚いた声がハモった
それはそう、この“ペルフェクション“というお酒
1本4000万円もするのだ
黒服は腰を抜かして驚いていたけどすぐに準備に掛かった
「兄貴流石〜」
『やば！初めてのお客さんにこんな凄いお酒？♡』
「え〜俺ら初めての客なの？てか名前なに？」
『Aです！……あ、源氏名考えてなかった』
「なんか本名教えて貰っちゃった〜」
『おふたりはなんて名前なの？』
「俺？灰谷蘭。こっち弟の…」
「灰谷竜胆。兄貴名前くらい自分に言わせろ」
『あはは、仲良いんだね♡』
そこから段々話が弾んでいき、仲良くなってきた頃だった
「お待たせ致しました」
黒服が2人来て、ペルフェクションを持ってきた。
それと他にも何人か黒服がやってきた。なんで？
「Aさんの素敵なお客様からペルフェクション2本いただきました、ありがとうございます！」
『わーいありがとう〜♡』
ボトルをポンッ！と開けると黒服全員が拍手をする
「いーのAちゃん可愛いから！気に入った♡」
「俺も」
『ねえ嬉し〜♡体入だけの予定だったんだけどなぁ』
「出勤する度俺ら毎日来てやるよ」
「俺ら以外の男接客すんなよ♡」
蘭くんのワガママには付き合ってられないけど
初日でこんなに稼げるなんてね…考えてはなかった。
ゾロゾロと黒服が去って行き、私はグラスにお酒を注いで2人の前に出した
「さんきゅ。ところでさ…」
竜胆くんがあそこの…と指を刺す
「俺も気になってた。あれダレ？」
『え？』
2人とも険しい顔をして“その人“を睨む
指が刺されてる先を見ると…ホストっぽい男の人がじっとこちらを見ている…ん？
いや、次男じゃねーか。何監視してんだよ
『うわ、お兄ちゃんだ！今日お兄ちゃんと一緒に来たんだよね…ごめん…』
「あぁ、兄貴か…」
「…よかった」
『ん？良かった？』
＿＿＿＿
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ねるね(プロフ) - 本当にこのお話大好きです！！毎回楽しみにしてます！更新頑張って下さい！！ (4月2日 14時) (
レス) @page26 id: 90a1ac7d4d (このIDを非表示/違反報告)
ひひな(プロフ) - ゆゆさん» わー！嬉しい🥰🥰優しいお言葉ありがとうございます😚頑張ります🫶🏻 (4月1日 13時) (レス) id: 4729e46ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ひひな(プロフ) - Niarさん» わぁ！めっちゃ嬉しい🥹もっと沼っちゃって下さい🫶🏻ありがとうございます🥰 (4月1日 13時) (レス) @page44 id: 4729e46ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - おわゎ、夢主ちゃん...恐るべしあざとさ_:(´ཀ`」 ∠):めちゃめちゃ面白いです！！無理のない程度に更新頑張ってください❤︎(*´꒳`*) (3月26日 22時) (レス) @page36 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろい！！私もすっかり夢主ちゃんに沼ってます🥰お体に気を付けて、更新頑張って下さい！ (3月26日 22時) (レス) @page2 id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひひな | 作成日時：2024年2月15日 2時
