全員、惚れさせてやる♡ 【東リべ】

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私は笑って千冬の前に立つ






「…？」





けーすけ先輩もこっちをガン見している、可愛い笑






私はしゃがんでいる千冬を上から撫でる






ふわふわした髪の毛が可愛い。







『こうやって撫でられるよりさ？』






「！、ちょ？！ ///」





「！」






真っ赤に照れている千冬くんと視線を合わすために、私もしゃがむ






そして目を見つめながら優しく微笑んで、また撫でる







『こうやって撫でられた方が、嬉しくない？』







「うっ…う、ん…めっちゃうれし…///」







『ふふ、かーわい♡』










「こんな所で、浮気？A。」







隆君のいつもの何倍も低い声が聞こえてゾクっとする





そっと撫でてる手を辞めた…見られちゃった







「…千冬と場地？」







『隆くん戻ってきてたの』






「三ツ谷？なんでここに」





「…」





たかし君は何か考え事してるけど、バツが悪そうに顔が固くなっている







「…浮気って言いました？」





「嫌、言ってねぇよ。そいつ東卍に入ってるから狙われやすいと思って俺が付き添ってんの。」






千冬が複雑そうにたかしくんを見るけど、たかし君はいつもの冷静な顔に戻った。





そしてとーまん暴露され…




「「と、とうまん？！」」





『あ〜…うん、最近ね…』





「マジか！遂にマイキーも女を入れたのか」




「じゃあオレもA守んねぇとな！」





千冬の嬉しそうな守る、という言葉にたかし君は痺れを切らす







「行くよA」







ニコッと私を見て笑う彼






私の手を取ってスタスタ歩くけど、握られてる手も痛いし何より恐怖。







まぁ浮気バレたことなんて何回もあるから慣れたっちゃ慣れたけど。






たかし君は浮気を見つけたらどんな感じになるのかな…





私の好きなシチュエーションだといいなぁ。(呑気)






『たかし君？』





「んー？」







返事も笑顔も普通なのに、どこか焦って私の手を引いて歩く彼





するとショッピングモールを出て、路地裏に来た






『どこ行くの？』






路地裏の真ん中くらいに来たら、







ドン






「…俺は？」




『…え、なに』





たかし君の左手で壁ドン、右手は私の首に添えている







「千冬の方がいーの」




私の首に添えていた手に力が入って、段々首が締められる





こういうヤンデレ感強いの、ほんと好き♡








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隆くんとデート編もあと少しです

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