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私は無意識に彼の傷近くをそっと撫でた
?「ッ!?!?!」
あ、やべ。癖が出ちゃった
『あ…ごめんなさい。痛そうだったからつい…』
?「だ、だい、じょぶ……ッス」
?「…おい、しっかりしろ千冬」
?「ば、ばじさん…俺一瞬、天使見えたッス」
黒髪の長髪がゲラゲラとバカにしたように笑う
金髪の刈り上げマッシュ?はめっちゃ顔赤い。
…初対面なのになんかゴメン
『君、名前なんて言うの?』
「松野千冬!中学2年だ!!」
『え!同い年。キミ、犬みたいでかわいーね♡』
「へっ、?ちょ…っと、//」
「こいつ、ウブだからあんま弄ばねぇようにな。
じゃねぇと変に付きまとわれっぞ」
またも長髪の人が千冬くんをイジる。
付きまとわれる?私の大好物に近い!しかもウブ?落としがいありそ〜♡
「付きまとったりしませんし!漫画見て勉強してるからウブじゃねぇですし!」
『ふふっ』
必死なところもわんちゃんみたいで可愛いなぁ
『私、白雪A。仲良くしてね?』
得意の上目遣いをしたら、ウブな人はもうイチコロよ。
「す、する!めっちゃする!いーっぱい!」
めっちゃ勢いよく頷くじゃん、必死〜。
「おい、俺は空気か?」
『ふふ、名前は?』
「場地圭介だ!年齢はお前の一個上だ」
『…圭介先輩、ですね』
先輩も充分ウブそうだから先輩、と言って笑いかける
すると圭介先輩は驚いた顔で私を見つめる
「先輩、、、。けーすけ先輩…」
ちょっと考えたあとに、千冬の顔を見てふっ!とドヤ顔をした。
そしたら千冬はガーンと音が聞こえるくらい落ち込むと、目線と目線がバチバチしてる。こわ。
確かに先輩呼び、特別感あるもんね〜。笑
にゃーん
ネコは私を呼ぶように、体と顔を私に向けて鳴いた
『おーおー、怖い人たちでちゅねぇ』
また撫でると、ゴロゴロ言いながら私の指にスリスリ…
か、、かわいい…
「なぁA、どーやったらそんな懐かれるんだ…」
『うーん、じゃあ千冬、ちょっと撫でて見て』
おう!と返事すると、猫を上から撫でる
案の定 猫に避けられガッカリする千冬
『千冬、それだよ』
「へ?これ?」
『ふふっ』
私は笑って千冬の前に立つ
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ねるね(プロフ) - 本当にこのお話大好きです!!毎回楽しみにしてます!更新頑張って下さい!! (4月2日 14時) (レス) @page26 id: 90a1ac7d4d (このIDを非表示/違反報告)
ひひな(プロフ) - ゆゆさん» わー!嬉しい🥰🥰優しいお言葉ありがとうございます😚頑張ります🫶🏻 (4月1日 13時) (レス) id: 4729e46ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ひひな(プロフ) - Niarさん» わぁ!めっちゃ嬉しい🥹もっと沼っちゃって下さい🫶🏻ありがとうございます🥰 (4月1日 13時) (レス) @page44 id: 4729e46ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - おわゎ、夢主ちゃん...恐るべしあざとさ_:(´ཀ`」 ∠):めちゃめちゃ面白いです!!無理のない程度に更新頑張ってください❤︎(*´꒳`*) (3月26日 22時) (レス) @page36 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろい!!私もすっかり夢主ちゃんに沼ってます🥰お体に気を付けて、更新頑張って下さい! (3月26日 22時) (レス) @page2 id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひひな | 作成日時:2024年2月15日 2時