全員、惚れさせてやる♡ 【東リべ】

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「隠し事はなしな？」






『明日友達と、アソブ…ヨ』





「ふぅん。男？」






『お、お、お、女ダケド、関係あるカナ…？』






「ぷっ」





あまりの私の動揺さにケンちんは吹き出した。




私、落としたい人の前では嘘つくの得意なのに…




「女？」




『ゴホン(咳)』



１回落ち着く。こいつはターゲット。落とさなきゃいけない。






よし、いつものぶりっこ……





『女の子だよ？』きゅるん




「「嘘つけ」」


『えっ』




「なぁんで男ってこと隠すんだよ。俺が怒るとおもってるの？出会ったばっかで？」






確かにそうだけど、私の顔じゃ一目惚れなんでざらにあるし…






てか怒ってないの？こんなに背中に黒い影纏っといて？！







イライラしてますやん…。








「……マイキー、ちょっと2人で話そうぜ」





「あ？いきなりなんだよけんちん」




「いーから。こっちこい」





マイキーがつれさられた。(笑)






なんか、長年男落としてきた女の予想としては、





ケンちんがマイキーに 好きになったんだろ？とか束縛すんなとか、言うんだと思う





道路挟んだ向こう側に行ってしまい、こっから見える2人はわちゃわちゃしてる。




声は全く聞こえないけど、ケンちんが笑ってマイキーは怒ったり慌てていたり…




まぁ、いいか。海でも見てよう






「おねーさん、ひとり？」





「うわ！めっちゃ美人。これから遊ばね？」






『海はキレイだなぁ…』







「？てかおねーさん、いい身体してんね」






「ここ近くにホテルあるけどどう？」







『彦星と織姫は今頃なにしてるんだろう…』







「チッ、おいお前さぁ」







うるさい男がかなりの力で手を引っ張る







バシッ






『ふっ』



「？！」







私は手を掴んできた男を殴り、一瞬で男は気を失った。






もう一人の男はオドオドしている








『私、今夜景みてんじゃん。』







「お姉さん、反抗？」





もう一人の男も私に手を出そうとしてきたので





次は蹴りをお見舞した。一瞬で意識飛ぶじゃん。弱い。






「おー、A強いんだな」






「可愛げねぇやつ。」





「は？ギャップじゃん！」








『…見てたんなら助けてくればよかったのに』







「A余裕そうだったから見てたの」






「男が近くに来た時点で殺す勢いだったマイキーが何言ってんだ。それはオレの言った言葉「うるせぇ！」……。」

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