7 ページ7
？「すみません、僕の不注意で…」
「いえ、こちらこそ…では、、」
？「あ、ちょっと待ってください！お詫びさせてください！」
「お、お詫び……？」
こちとらストーカーから逃げているというのに
なんてこと言うんだろう。
ぶつかった男性は深く帽子をかぶって
マスクに黒ずくめの服といういかにも不審者コーデ。
「だ、大丈夫です、！」
？「僕の家…？がこの近くなんです。そんな格好じゃ風引きますよ？」
誰のせいだと思ってんだよ！
？「とにかく来てください、服も汚れちゃったので洗濯してお返しします！」
「………」
黙り込む私を見て肯定と受け取ったのか走り出す不審者。
いつの間にか足音は聞こえなくなっていた。
着いたのは、一人暮らしには大きすぎる家だった。
車も2台あって何世帯暮らしてるんだってくらいデカい。
「お邪魔しマース…」
？「どうぞ〜、ジンヒョーン！タオルくださーい！！」
？「はーい」
誰かに声をかけた不審者。
？「ジミナどうしたの？」
「…え」
？「え、ヌナ？！！」
なぜかテヒョンくんがいました。
「───じゃあ今はここにメンバーで住んでるってこと？？」
TH「そうです！」
ここはテヒョンくんのグループの宿舎。
TH｢ヌナはなんでここに？｣
問に返答すると、
テヒョンくんは眉を釣り上げて怒った。
TH｢ヤー、ジミナ！！なにヌナとぶつかってんの！｣
JM｢ごめんってぇ！ヌナほんとすみません｣
TH｢ちゃっかりヌナ呼びするな！｣
部屋のど真ん中で暴れだした2人は同い年らしく、
他のメンバーさんは"いつものことか"と
いうように気にしていない様子だった。
NJ｢それにしても本当にすみませんでした｣
｢あ、いえっ！私こそごめんなさい｣
リーダーのナムジュンさんに頭を下げると
横から賑やかな声が聞こえてきた。
JN｢名前は？いくつなの？大学生？？｣
HS｢ジンヒョン答えられませんって！ㅋㅋ｣
ジンさんとホソクさん。
ホソクさんは結婚式ぶりだったから、
髪色も変わってなんだか大人っぽくなっていた。
TH｢じゃー僕ヌナのこと送ってきます！｣
部屋で寝ているというユンギさんと
人見知りだからとどこかに行ってしまたジョングクくんの
存在を耳にしながら小一時間程過ごし宿舎を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 797人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遥 | 作成日時：2022年11月23日 19時
