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ST「どんなイメージですか？？」
「男性にプレゼントしたいんですけど…」
ST「彼氏さんですか？？」
「そうですㅋもう少しで1年記念日なのでサプライズにと思って」
ST「でしたらこちらがおすすめです！」
結局そのまま仕事帰りにアクセサリーショップに寄ってしまった。
店員さんが勧めてくれたのは指輪。
小さなダイアモンドが埋め込まれた
シルバーのシンプルなリングだった。
ST「シルバーなら普段使いもできますし、付属のネックレスもついているので指輪をつけれないときでも身につけれます！」
テヒョンくんの仕事上アクセサリーは制限される。
ネックレスなら指輪より身につけやすいかなと思い、
記念日とイニシャルを掘ってもらって大事に持ち帰った。
TH「うわぁ〜ヌナ〜！！！」
「久しぶり〜ㅋ」
TH「おれんまにえよ〜！」
会った瞬間抱きついてきて、ぴょんぴょん飛び跳ねるテヒョンくん。
「ほら、早く車入んなきゃ！」
TH「はーい」
今日は久しぶりにお昼から夜まで一緒に居れる。
「今日は何するの？？」
TH「今日は映画に行きましょう！」
「おおぉ〜！」
そう言って連れてきてくれた映画館。
「何見るの〜？？」
TH「長いんですけど恋愛映画です！」
「いいね！」
テヒョンくんと見る２回目の映画。
人が集まるものだからバレないかちょっと不安だけど、
久しぶりに会えたから気にせず楽しむことにする。
「えっ、全然人いないじゃん！私たちだけ？？」
TH「ですねㅋㅋもう公開してだいぶ経ってるからですかね？」
席はガランとしていて、
私たちの席は真ん中の方だからすごく集中できそう。
「リアクションし放題だねㅋ」
そのまま誰も入ってこないで映画は始まった。
気まずい。
今ちょうどベッドシーンが流れていて、
テヒョンくんは気にしていないかのように映画に集中している。
私だけソワソワしてしまって恥ずかしい。
TH「ヌナ、恥ずかしいんですか？？ㅋ」
「ねぇ！」
TH「ㅋㅋ」
顔が熱くなるのを感じて目を逸らす。
テヒョンくんはくつくつと静かに笑っている。
TH「面白かったですね〜！！」
「うん、面白かった！」
映画が終わると外は暗くなっていた。
「夜ご飯どうする？？」
TH「僕予約してるお店あります！！」
「ほんと？」
TH「はい！お腹すきました…早く行きましょう！！」
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作者名：遥 | 作成日時：2022年11月23日 19時
