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Aもう着いた?
태형着きました!
A頑張ってね!
こっちから応援してます💪
ヌナとのトーク画面を見てついニヤケてしまう。
最近やっと付き合った感が出てきて嬉しい。
ヌナは気持ちを伝えるのが苦手だから
僕の気持ちだけが一方通行に見えるかもしれないけど、
ヌナのロック画面は僕とのツーショットだし、
サイン入りトレカもまだケースに挟んでくれている。
早く会いたいなぁなんて思っていると、
部屋にジョングガが入って来た。
JK「ヒョン〜、Aヌナとどうですか??」
TH「お前にヌナの話はしてやらん!!」
JK「なんでですか!!」
TH「隙あればヌナについて聞いてくるじゃん!ヌナは僕の彼女なの!!」
JK「……ちぇっ」
そのままベッドに寝転んで寝始めた。
ほんとに抜け目のない弟だと思っているとアイディアが浮かんだ。
グギがいつの間にか交換していたヌナの連絡先を消した。
これでグギはヌナに会わなきゃ話せなくなった!
ちょっと酷いことしちゃったかなと思いながら
明日のライブに備えて僕も寝た。
TH「……うぁぁぁーー!!!!ジ、ジミナぁぁ!」
JM「うるさいな、なに?」
TH「んみ、見てこれっ!ヌナから応援メッセージ!!」
JM「"テヒョンくんライブ中は私の事忘れてarmyを楽しませてあげてね?でも終わったらテヒョンくんは私のだから"」
TH「ヌナがこんなこと言ってくれるの初めてなんだけど!嬉しい!!!」
JM「よかったねー(棒)」
本当に初めてだ。
まさかヌナからこんなことを言われるとは…
控え室のソファにスマホを投げ捨てて悶えていると、
ナムジュニヒョンがなんだなんだと近寄って来た。
そのまま俺の隣にドカッと座った。
バギっ
TH「………ヒョ、ヒョン……??」
ヒョンが座ると同時に聞こえた何かが割れたような音。
NM「テ、テヒョナみあね……」
ナムジュニヒョンのお尻があったところには、
無惨にも画面がバキバキになった僕の携帯があった。
TH「僕の携帯……」
NM「ちんちゃみあね…わ、わざとじゃない!!」
TH「…気にしないでください」
無情にもジミナは爆笑している。
ヌナに返事返せなかった…
既読スルーして最低って冷められちゃうかも…
正直スマホはどうでもいいんだけど、
ヌナのことが心配だった。
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作者名:遥 | 作成日時:2022年11月23日 19時