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私のこと好きなら返事してよ。
そんな風に相手の都合を考えずに思ってしまう自分が嫌い。
その思いをぶつけてしまいたくて、ギリギリで思いとどまっていたのに。
それが壊れてしまったのはテヒョンさんの投稿だった。
誰かの家でジミンさんがピースしている。
その後ろで静かに酒を嗜む後ろ姿。
ちらっと映る机には大きなチキンが置いてあって、
親切に【ジミナとジョングギとパーティー♡】なんてコメントも添えてあった。
私と会う時間は無くても、友達とパーティーする時間はあるんだ。
私ってその程度なんだ。
彼女よりも友達の方がずっと大事なんだ。
友達、ヒョン思いのグクが好き、
そのはずだったのに。
嘘だった。
ううん、嘘になった。
嘘にさせてしまった。
何度鳴らしたかわからないコール音。
やっと出た彼は疲れた声で「マジで勘弁して…」と言って、
ふざけんなって泣いて怒って、
それを最後に私たちは連絡を取らなくなった。
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作者名：遥 | 作成日時：2022年9月24日 22時
