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?「すいません、……あ、ジス」

JS「そっか、ヌナこれからシフトか」

?「オンニいる?借りてた過去問返したいんだけど」

JS「デート」

?「そっか了解。」



ちゃるが、と軽く手を振ってお店の中に入っていく女性。



「き、綺麗な人ですね…」

JS「まあ"顔は"整ってるよね」



切れ長な目で鼻が高くて、

胸下あたりまで伸ばされた黒髪がすごく綺麗だった。



「顔は…??」

JS「うん、あのヌナはちょっと性格に難アリだからさ」



そういう風には見えなかったけど、

お世辞にも愛想がいいとは言えなかった。



私とも目が合ったけどすぐにそらされたし。



ちょっと、冷たい人なのかな?



JS「あのヌナもここでバイトしてるんだよ」

「そうなんですか!また親戚だったりするんですか?」

JS「ううん、リアヌナが後輩がバイト探してるって連れてきたんだ」

「リアオンニが…」



なんだかその様子が少し想像がつく。



JS「悪い人じゃないから、次会ったら挨拶でもしてみなよ」

「…はい!」










無事にジス先輩に家まで送り届けてもらい、

玄関の扉を開けるとサイズの大きいローファーがある。



もう見慣れた塗装が剥がれた茶色のローファー。



ミンギュが来ているんだろう。





WN「あ、Aおかえり。ミンギュいるよ」

「ただいまオッパ。あとで行くね」



丁度廊下にでてきたであろうオッパと

軽く言葉を交わしてから階段を上がると、

なんだか騒がしい声が聞こえる。



私の隣の部屋、オッパの部屋から聞こえる声は大好きだった声。



「ミンギュヤ、なにしてるの?」

MG「かむちゃぎや!!…も〜びっくりさせないでよ!」

「オッパの部屋でうるさいから…」

MG「だってこの敵いくら攻撃したって回復してぜんっぜん倒せないんだもん!」

「オッパにやってもらったらいいじゃん」

MG「ウォヌヒョンには頼らないって決めたの!」



再びオッパのゲーミングチェアに座り直し

モニターと格闘し始めるミンギュ。



何を言っても止まらなそうだったから私は静かに部屋を出た。





「……はぁ、」



疲れた。

色々なことが重なりすぎて頭が追いつかない。



そのままベッドに横になっていると

だんだんと瞼が重くなってきて、

抵抗せずに目を閉じるとスっと身体が軽くなってくる。





MG「ねぇヒョン、Aのことなんだけど…」

WN「………ん?」





そんな会話が外から聞こえた気がする。
 
 
 

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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (レス) id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年2月5日 8時

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