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「ソナおはよ!」
SN「お、おぉ。おはよう…」
SN「目、大丈夫??」
「…やっぱ腫れてる?」
昨日保冷剤でたくさん冷やしたけど、
あれだけ泣いたから腫れは完全には引かなかったよう。
SN「…でもなんか、いい顔してる!」
グッドマークで返して席につくと、
早速ジス先輩に話しかけられる。
ん?
ジス先輩??
「な、なんで…?」
JS「おはよう」
何事もないように声をかけてくる。
ここって私の教室だよね…??
JS「いや、ウォヌからカトク来てさ。"Aのこと元気づけてやってください"って」
「オッパが…」
ごめん、オッパ。
ちょっと余計なお世話かもしれない。
でもジス先輩と朝から話せたのは嬉しいから許してあげよう。
JS「ヌナのとこ、行かない??」
「リアオンニのとこですか?!行きたいです!」
JS「よし、じゃあ放課後迎えにくるね」
「はい!」
それだけ言うと先輩は教室を出て行った。
SN「………ミンギュはもう、いいの?」
「まだ完全に吹っ切れたとは言えないけど、もっと視野を広げてみようかなって。私が幸せになればミンギュに自慢できるしね!」
SN「…そっか!」
MG「俺に何を自慢できるって??」
「「なんでもなーい」」
まだミンギュのことは好きだ。
でもいつまでも好きでいるわけにいかない。
私も前に進まなきゃいけない。
いつか、いつかジス先輩を本気で好きになれたら。
その時はミンギュに1番に伝えるんだ。
ミンギュより幸せになってやる、って。
JS「Aちゃん」
「ジス先輩!」
JS「行こっか」
ジス先輩と歩き出すと、早速手を繋がれる。
「せ、先輩ここ廊下…」
JS「誰も僕たちのことなんて見てないから大丈夫。」
とても見られています。
視線が痛いです。
少し躊躇いながら私も握り返すと嬉しそうに口角を上げる。
「…先輩って、意外とスキンシップ多い人なんですね」
JS「あにあに、Aちゃんだけだよ」
普通に恥ずかしいことを言ってくるから
先輩と一緒にいると常にドキドキしている。
RA「あれ、Aちゃん!!」
「リアオンニ!」
・→←Thank you for having discovered me.
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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (レス) id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥 | 作成日時:2023年2月5日 8時