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SN｢…大丈夫？｣
｢うん、ふぁいてぃんへやじだよソナ！｣
ダンス部で集まり最後の確認をしていると、
遠くからミンギュが走ってやってくる。
MG｢A頑張ってね！！俺が1番応援するから！｣
きっとイェナさんとうまくいったんだろう。
テンションが高いのが丸見えだ。
グッドマークで答えると、
すぐに踵を返して走っていく。
SN｢……Aは、前に進めそう？｣
｢うん。"進めそう"じゃなくて、"進まないと"！｣
SN｢そうだね！｣
13人で円陣を作り、最後の気合を入れる。
HS｢いぇどぅらかじゃー！！！｣
スニョン先輩の大きな声とともに、
ダンス部はステージに上がった。
ああ、楽しい。
私はこのステージが好きだ。
少し下に見える観客の視線がキラキラと輝いて、
今私は踊っているんだと実感させられる。
曲は｢Oh My！｣と｢HOT｣。
どちらもSEVENTEENの曲で、
Oh My！は可愛らしく、HOTは激しくダンスを躍る。
Oh My！は甘酸っぱい恋の曲。
この曲を踊ると決まってから、
毎日のように自分に当て嵌めて聞いていた。
可愛らしい歌だなって思ったり、共感したり。
HOTは一気に雰囲気が変わる。
この曲は、踊っても聞いてもテンションが上がる。
体育祭にもってこいの曲だと思う。
移動の際にソナと目があい、
どちらからともなく微笑んだ。
思いっきり手足を動かして、
2曲の披露が終わると整列して礼をする。
顔を上げると、最前列にミンギュを見つけた。
両手を高く上げて後ろの人が迷惑そうにしている。
手を振ろうとすると、隣にはイェナさんがいた。
よく見ると高く上がったミンギュの手に
イェナさんの手も繋がれていた。
私は見なかったことにしてステージを降りた。
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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (
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作者名：遥 | 作成日時：2023年2月5日 8時
