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「従兄弟…」



綺麗に上がった口角とぷっくりした涙袋が

どことなく似ているような気もする…



RA「ここはジスの叔父、私のお父さんのお店なの。」

「なるほど…」



SN「…A、お話中悪いんだけど私お腹空いたㅋ」

RA「あっ、そうだよねごめん!すぐ準備するね!!」



そう言って厨房に声をかけたリアさん。



RA「はい、先にカフェオレだけでもどうぞ!」



そう言って差し出してくれたグラス。



カウンター席に座って1口飲むと、

あの時と同じ甘みと苦味が程よく口に広がる。



SN「おいしいです!!」

RA「ほんと?よかった!」



リアさんと談笑していると、

ショートケーキができあがったよう。



RA「お待たせしました!ショートケーキです!!」



うん、やっぱりおいしい。



RA「………そーだ!2人とも私の事オンニって呼んでみてよ!」

「「リアオンニ??」」

RA「うわ〜可愛い!!私オンニって呼ばれるの夢だったんだよね〜!」



無邪気に笑うオンニは可愛くて、

女の私でも惚れてしまいそう。



RA「それでさ、Aちゃんってジスのこと好き??」

「…ジス先輩は、いい先輩です!」

SN「Aは他に好きな人いるんですよ!」

RA「え〜そうなの?!」

「ちょっとソナ…!」



「へへ」といたずらに笑うソナ。



RA「いいねぇ〜恋する乙女!ソナちゃんは??」

SN「私ですか?!…私は、…」

「ソナは彼氏いるもんね〜!」

RA「え、嘘!!写真見せてよ!」



ソナが遠慮がちにソクミンくんとのツーショットを見せると

オンニの目が大きく開く。



RA「かっこいいじゃん!」



顔を赤くして下を向くソナ。

そんなソナを可愛いと思いながらカフェオレを口に含むと、

後ろから物音がした。





JS「Aちゃん??」

「ジス、先輩…」



RA「あ、ジスやっと来た〜!せっかくAちゃん来てたのに」

JS「なに、仲良くなったの?ㅋ」

RA「うん、女子会してた!」



ジス先輩は流れるようにエプロンを身につけて、

オンニの隣に並ぶ。



「「………?」」

JS「…?…あ、そうそう。僕ここでバイトしてるの」



私たちの不思議そうな顔を見て思い出したように言うジス先輩。





RA「ていうかもう真っ暗じゃん!!」



オンニの言葉を聞き外を見ると、

本当にすっかり真っ暗になっていた。
 
 
 

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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (レス) id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年2月5日 8時

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