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MG「ソクミナたち、いい感じじゃない??」

「うん。時間の問題かな…」

MG「Aは、そういう人いないの?」

「えっ、??いないよ…!」

MG「ふ〜ん」

「……そういうミンギュは、いるの…?」



この際思い切って聞いてみよう。



MG「いると思う??」

「え、………う〜ん、いない?」

MG「あったり〜!!」

「………なにそれ、つまんないの」

MG「え〜ひどい!!」



口ではそう言いつつ、かなり安心している自分がいた。



MG「俺は結局つまんない男だよ」



小声でぶつぶつと呟いているミンギュはかなり犬っぽい。

垂れ下がったしっぽと耳が見えてくる。





MG「…いつか、Aにもそういう人できるのかな…?」



突然そう言い出した彼はすっかり人の容姿に戻り、

ポケットに手を入れながら月を眺めている。



「もしできたら、…寂しい?」

MG「当たり前じゃん!昔からずぅ〜っと一緒に居たのに!!」



かなり勇気を出した一言だけど、

想像以上に嬉しい答えで顔が熱くなるのを感じる。



MG「Aは俺に彼女できたら寂しい?」

「………ぁ、…そんなわけないじゃん!」

MG「え〜??」



つい、"当たり前じゃん"と答えてしまいそうになった。



ううん、答えてしまえばよかった。

そういう勇気がないのが悔しくて嫌になってしまう。





「わざわざありがとね。また明日」

MG「うん!ちゃるじゃ〜」



ミンギュは自分の家を通り過ぎて私を家まで送ってくれた。



頭の上で腕を大きく降ってる彼に

軽く手を振り返すと彼の笑顔がさらに増す。



下がらない口角を隠しながら家に入った。










SN「A〜!!!」

「うわぁっ!かむちゃぎや…」



翌日、教室に入ると突然名前を呼ばれた。



「な、なに…??」

SN「そ、ソクミンくんとね、付き合えたの…!!」

「………ぇ??」



私の耳元で呟くソナ。



「なんて??」

SN「だから!付き合えたって!!!」



突然大声で言うものだからクラスの注目を浴びる。



ソクミンくんは眉を下げて笑っていて、

周りの男子はそれを茶化している。



「えぇ〜おめでとう!!」



まるで自分の事のように嬉しくて、

飛び跳ねて喜んでしまう。



「ほんと、すぐだったね…ㅋ」

SN「自分でも結構びっくりしてるもんㅋ」



そう、ソナからソクミンくんが気になってると聞いてから

まだ2週間程しか経っていない。



意外と肉食系なのかな、ソクミンくんって。
 
 
 

・→←He swept me off my feet.



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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (レス) id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年2月5日 8時

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