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「ミンギュと、喧嘩しちゃって…ずっと怒ったままなんです…」

「私が悪いので簡単に許されるとは思ってないけど、やっぱり冷たくされると悲しくて…」



ジス先輩はゆっくりと話す私を急かさずに話を聞いてくれた。



JS「喧嘩の理由とかは聞かないけどさ、ミンギュだってAちゃんを許したくないわけないと思うよ。」

JS「だってあいつ僕たちにする話なんて大体Aちゃんのことだもんㅋ」

「そうなんですか…??」

JS「うんㅋ………だからさ、自分が何を思ってるのかちゃんと伝えてみたら?それでもダメだったらまた僕に言って?」

JS「だから元気だして、ね?」



頭を撫でてくれて、優しく微笑んでくれる。



「……はいっ!!」





そのまま連れてきてくれたのはお洒落なカフェ。

モダンな雰囲気で凄く落ち着く。



JS「元気ない時によく来るんだ」

JS「何食べたい??」



メニュー表を見せてくれて、おすすめはこれと教えてくれた。



「じゃあ先輩のおすすめで!」

JS「了解ㅋあそこ座って待ってて?」



先輩と席に着いてしばらくすると、

美人なお姉さんが

頼んだショートケーキとカフェオレを持ってきてくれた。



「美味しそう…」

JS「どうぞ召し上がれ」





「…………ちんちゃましそよ!!」

JS「それはよかったㅋ」



ジス先輩はコーヒーを飲んでいてすごく大人っぽい。

私だけショートケーキを頬張って子供みたいで恥ずかしい。



JS「ねぇ、1口ちょうだい??」



そう言ってあーんと口を開ける先輩。



戸惑いながら口にケーキを放り込むと、

もぐもぐと口が動いてすぐに目が大きく開く。



グッドマークをつくってウンウンと頷いている先輩。



あ、…



「…先輩、口にクリームついてますよ?」



大人っぽい先輩でも可愛いところがあるんだなと

ギャップに萌えながら拭ってあげた。





それからしばらくカフェでお喋りして、

気づいたら2時間も居座っていた。



JS「そろそろ帰ろうか」

「はい!」



会計しようとレジ前で財布を出していた。



JS「もう払ってるよ」



この人はどこまで紳士なんだろう…

"私が払います"と言うのがよくドラマで見る展開だけど、

ここは素直に甘えてしまおう。










薄暗くなった道を歩いていると、

遠くに同じ制服を着た何人かの高校生がいる。



「ミンギュ…」



よく見るとミンギュとミョンホくん、

そして同じクラスの男の子1人と女の子2人がいた。
 
 
 

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設定タグ:seventeen , ミンギュ , MINGYU
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金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月7日 11時) (レス) id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年2月5日 8時

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