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朝。
まだ冷える春の風に顔をしかめながら
あの店の重たいドアを開けた。
' カラン、カランッ "
店内に入ると
お客さんと話していた彼女と目が合い
あ、という顔をされた後
にこにこと笑いながら
俺の元へ来てくれた。
『おはようございます。
……こちらですよね？』
そう言った彼女の手には
俺のスマートフォン。
「あ、はい。
すみません、忘れちゃって…」
『大丈夫ですよ笑
あ、よかったらコーヒーどうです？』
コーヒーか…。
正直、そう思ったけど目の前で
にこにこ笑う彼女に、つい
「じゃあ…一杯だけ、お願いします」
そう言っていた。
『ふふっでは、お好きな席へどうぞ』
そう言われて
平日の早朝だからか人がまばらな店内を
見渡すと昨日座っていた窓側の席が目に止まる。
『あそこで。』
そう言ってあの席を指差すと
気に入ったんですね。と笑われ
ちょっとだけ恥ずかしくなった。
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レモン(プロフ) - あみさん» 見させて貰ってます！良かったら、バンタンの紅一点小説を書いてくれませんか？ (2018年3月26日 14時) (
レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ぽっぷんぺ ∂さん» そう言っていただけてすごく嬉しいです(^^)これからも頑張ります。 (2018年3月22日 20時) (レス) id: 8b96afbc99 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷんぺ ∂(プロフ) - とても面白いです…！本当にコーヒーが苦手なグクと重なって、とても読んでいて楽しいです！更新頑張ってください！応援しています！ (2018年3月22日 20時) (レス) id: 1dd4cba745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami | 作成日時：2018年3月21日 15時
