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「今日は仕事だったの？普通の会社員さん？」
『そうです、一度家に帰ってて』
「あ、そうだよね。普通はこんな遅くならないもんね！」
昨日はOL服を着ていた私が今日はラフな服を着ていたからか、納得した表情になる。
そんな海人さんは昨日も今日も私服で、帽子を深くかぶっていた。
『海人さんは？』
「あ！名前覚えてくれてる！！ってか、さん付けやだ！あと敬語もダメ！！」
表情をコロコロ変える彼は昨日は大人に見えたのに、今日は子供のような表情を見せる。
『じゃあ、海人くん…？は、社会人？』
大人っぽい顔立ちだから同じくらいの年齢かな、とも思うけど声色やしゃべり方は少し幼くも感じる。
「あ〜…うん、まあ！社会人！19歳だよ！」
考えるような素振りをしてから、うんうん、と勢いよく頷いた。
『そっか！私の方が年上だ』
「Aちゃん何歳？」
海人くんが私の名前を呼んでくれたことに少し嬉しくなる。
『21歳だよ！でも、海人くんのほうが考えとかずっと大人だね』
「そんなことない！俺なんてめちゃくちゃ子供だしメンバーにも甘えて生きてるし」
海人くんの口から出た“メンバー”という言葉に疑問を抱く。
『メンバーって…会社とかの？』
「あ…う〜ん、まあそんなとこ…？えっと、仕事でいつも一緒にいる人たちがいるんだ」
同じ部署の人のことを言っているのか、プロジェクトか何かのメンバーのことなのか
少し歯切れの悪い話し方の海人くんの仕事が何なのか検討がつかない。
でも、ほぼ初対面の相手に詳しく話すようなことでもないだろうから、知りたい気持ちを抑えてそれ以上聞くのをやめた。
「Aちゃんってテレビ見ない人？？」
話題を作ろうとしてくれているのだろうか。
唐突にそう聞く海人くんは私を窺うような表情をしていた。
『ん〜テレビ付けてはいるけど、見入ることはあんまりないかも。なんか面白い番組とかあるの？』
「あ、ううん？なんとなく、聞いてみただけ！」
会話にところどころ掴み所のないのは、海人くんが変わっているだけなんだろうか。
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hinata(プロフ) - 美虹さん» ななななんと( ; _ ; )ずっと探してくださってたんですね…！しかも1番好きだなんて言っていただけるなんて！！！すごく励みになりました(TT)ありがとうございます！また機会があれば読んでいただけると嬉しいです！ (2021年5月18日 23時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
美虹(プロフ) - この小説、海ちゃんのお話の中で一番好きで以前拝読させていただいたのですが、間違ってお気に入り登録し忘れて2〜3年ほど探してました。作者さん削除されたのかな...と思ってたその時そして今日やっと見つかって嬉しくてたまらないです。 (2021年5月17日 17時) (レス) id: ebc7e84ada (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - やこやこさん» うわ〜何度もっ！嬉しいです！ありがとうございます(T^T)短編とかで書けたら書きたいです！！今後もよろしくお願いします！！ (2019年5月9日 23時) (レス) id: acb1727784 (このIDを非表示/違反報告)
やこやこ(プロフ) - とても大好きな作品で何度も読んでます！またこの作品の2人の日常とか観てみたいです！これからも読ませて頂きます！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 11f5074704 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ひかるさん» ありがとうございます！！そう思っていただけたのなら本望です！笑。廉くんで構想練ってみてます！天然！なるほどっ！頑張りますo(*>_<*)o (2019年4月6日 20時) (レス) id: 1d04177e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年3月27日 15時
