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14 高校時代 ページ14

『あ〜少し授業時間あまっちゃったけど、、まあいいか』









キーンコーンカーンコーン








『あ、ちょうどよかったなw よし終わるぞ〜』


『起立、礼、ありがとうございました』


『はい、ありがとうございました〜 おいA!プリント運ぶの手伝ってくれ』


「あ、はい!」








水曜日の4時限終わり

世界史の先生から声がかかり

教科係の自分はいつもプリント運びを任せられた








『いつもありがとな、』


「いえいえ、」


『授業も寝ずに聞いてくれるともっとありがたいけどな』


「あはは、眠くってしょうがなくてw」


『バイト毎日入れてるんだってな 学生は学業優先なんだぞほどほどにしとけよ』


「いや〜無理かな〜w」


『校則としてはバイト禁止なんだからな 許可出してるからって度が過ぎると指導対象だぞ』


「いや、それだけは(汗)」








私の世界史の先生は生徒指導部の先生でもあったため

仲がいいのは良いことなのか悪いことなのか

まあ、指導は受けたことがないので

結果として私にとっては良い先生だった

『私にとって』というのも当時16歳 高校一年生の私であるだけで

私の悪いところを叱らずに見逃す

つまり将来の人間性を築き上げていく場で過ごす

少年少女への教育という点ではこの教師は良いものではなかったんじゃないかと

今思う








「失礼しま〜す」


『こっちだ、ついでに持って帰って欲しい課題プリントがあるから』


「え〜先生、最近課題プリント多いですよ」







職員室

大勢の先生たちがコーヒーをすすりながら過ごしている場所








『お前らのクラスは赤点クラスだからなあ、お前は別だって言わせないぞ連帯責任』


「スパルタですね」


『これでスパルタ?甘ちゃんだな』


?『先生、髪切ってきました、』


「?」


『ん?ああお前か ちゃんと挨拶して入ってこい』


?『こんにちは』


『いや、そういう挨拶じゃなくて』


?『この子は何も言わずに入ってきました』


「え、は?」









先生のデスクの横で待っている私の背後から突然聞こえた男子の声

それまでいることなんて気付かなかった

私よりはるかに背が高く顔はマスクで覆われていた

『挨拶をして入ってこい』っていう指導に対して彼は文字通り受け取ったのか

『こんにちは』だなんていう

そしたら言い訳に私を使われた







『おい、キム』

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JiHi1204(プロフ) - すごく、胸にきます…更新楽しみしてます(*^^*) (2018年10月20日 19時) (レス) id: cd3609355b (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - プラスチック製さん» お返事ありがとうございます(*^ω^*)色々とお忙しいと思いますのでご無理はなさらないでくださいね^^更新とっても楽しみに待っております! (2018年10月9日 13時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
プラスチック製(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます!たいっっっっっっっっっっっっっへん遅くなってしまって、申し訳ないです。これから次々更新頑張りますので、ご愛読お願いしますm(__)m (2018年10月9日 12時) (レス) id: 62d31a9840 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新待ってました^^ (2018年10月9日 12時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - プラスチック製さん» 早速なん年前……と書かれていて、すごくわかりやすかったです!!もちろんです!頑張ってください! (2018年3月7日 18時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プラスチック製 | 作成日時:2017年10月27日 19時

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