百二十五話 二度目の恐怖 ページ5
ゆらゆらと私に近付く月狂。
怖い。
怖い。
怖い。
月狂「あーあ。また躾し直さなくちゃね。」
"今度は永遠に覚めないように洗脳しないとな"
君が俺に依存するように。
A「…………っ…月狂ッ………。」
私が動く度に、ジャラジャラと音を鳴らす鎖。
月狂「ふふっ…。逃げようとしてるの？なあーんにも出来ないのにね。」
恍惚の表情を浮かべながら、彼は私に近付く。
月狂「この視界も、見えないようにするね。」
A「…やっ………。」
刹那、視界が真っ暗になった。
世界が闇に包まれている。
のではなく、私の視界は目隠しによって奪われたのだと、直ぐに理解した。
月狂「これで、身体も、視界も、自由じゃないね。俺の思うままだ。」
笑いを含んだ声で言った。
月狂「君は逃げられないんだよ。」
その瞬間
A「…っ……ぃやあああああああっ。」
首筋から鋭い痛みが走った。
血の流れる感覚。
ざらついた感触。
彼が、私の血液を舐めたのだ。
月狂「また、躾し直そうね。」
"俺の愛しいA"
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lkwisterven - ここまで一気読みしたけどヤンデレ怖い (2019年7月24日 12時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - 瑞貴(siera)さん» わわっ！ありがとうございます！完結まで頑張ります！ (2019年6月21日 18時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(siera) - いつも閲覧させてもらっています！！楽しみで仕方なくてドキドキしてます！！これからも更新頑張ってください！！ (2019年6月21日 17時) (レス) id: e176c72e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日名無 りん | 作成日時：2019年6月8日 18時
