蝶達の運ぶメモリアル

5.Whose proverb? ページ6

「……嘘だろ？」

ははは、と乾いた笑い声を絞り出す彼の目は、笑っていなかった。

「嘘じゃない。学校でも……他校でもかなりの噂になってる！冷泉の姉に告白したり、告白しようとする奴は皆消される！」

絹を裂く様に叫ぶクラスメイトの胸倉を、僕は無意識の内に掴みあげていた。

涼翔「……………………んなわけない……。」

そんな訳ないっっっ！！！

気付いた時には声は既に教室中に響き渡っていた。
僕の怒声に、教室の空気が一変する。

唐突に声を張り上げた僕に、二人のクラスメイトは目を瞬かせていた。




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6. Is it really true?→←4.If you're involved...

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