検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:26,752 hit

3 Butterfly ページ3

俺が毎日お手入れしてる絹の様にさらさらの髪の毛を、指で梳かしてみる。

髪を弄る指は首筋、頬へと上昇していく。

神はなんと麗しい奇跡を俺に下さったのだろうか。

桜色の唇を指でなぞっていると、ぴくりと彼女の眉が動いた。

狂夜「…あ、おはよう。A。」

笑みを浮かべて、額におはようの口付けを添えれば、愛しい彼女が目を擦りながら欠伸をした。

A「……おはよう、お兄ちゃん。」

寝起きの声は眠たげで、それでいて何処か甘さを含んでいた。

狂夜「朝食の準備はもう出来てるから、顔を洗っておいで?」

A「うん!」

しかし直ぐに華が咲いたような笑顔を浮かべ、弾んだ声を上げるとベッドから跳ね上がって部屋を出た。

……そんな可愛い彼女を見て、クスリと笑みが零れる。

4 Butterfly→←2 Butterfly



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:ヤンデレ , 狂愛 , 兄妹   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年10月20日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。