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十話 俺にできる事 ページ11

逢いたいだけなんだ。

その時、畳の上に放り投げられていたスマホが鳴り出した。
液晶画面を覗くと、そこには月夜さんの電話番号。

來夜「…もしもし?月夜さんですか?」

月夜「ああ、來夜君。退院後大丈夫だったかい?生活に支障はない?」

やけに明るい声で月夜さんは俺に質問してきた。

來夜「…まあ、はい。大丈夫です…。」

月夜「そうか、ならよかったよ。」

わざとAの事を言わないのだろう。
俺を気遣ってくれているのだろうと勝手に解釈する。

月夜「……………まあ、そんなわけで來夜くん……」


けれど明るい声に乗せられたのは、思いもよらぬ言葉だった。


「今からイギリス、ロンドンには来られないかい。」



來夜「_______はい?」

十一話 愛と哀→←九話 今はただ



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日名無 りん(プロフ) - ふわさん» ありがとうございますっ!!はい、月狂のイメージ画です! (2019年9月27日 15時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ - このシリーズ大好きです!十四話のイメ画は月狂ですか?? (2019年9月26日 22時) (レス) id: 52abb0a881 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - あ、やばっ「」つけんの忘れてた (2019年8月19日 19時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 日名無 りんさん» 本当の幸せはその者しかわからないぞ。そうか…ならばこの先を行くことだそうすれば君に幸福が現れるであろう。 (2019年8月9日 13時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - lkwistervenさん» 「恨まれるのは…僕も怖いよ。だけどあの悪魔の所にいちゃ、お姉ちゃんは本当に幸せにはなれないんだ。僕はお姉ちゃんが心の底から幸せになって欲しい。その為なら、この僅かな躊躇いも飲み下せるよ。」 (2019年8月8日 16時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年7月23日 23時

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