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十九話 誰にも渡さない ページ19
つかつかと何かに導かれるように廊下を歩いていく。
…自分は何をしようとしているのか。
窓の外の雨は激しさを増していた。
俺を叱りつけるかのように。
……どうして弱虫だったはずの自分がクラスメイトを殴り、教師に刃向かっているのか。
俺は今どうしてこんなにも感情的になっているのか。
答えは決まっている。
『來夜お兄ちゃん。』
彼女を
Aを
僕の、俺の
愛しい天使を
誰にも渡さないためだ。
【3-1】と記された教室の前で、すらすらと動いていた足はピタリと止まった。
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メロンパン - やべっ、怖いけど、おもろいが勝つわ。止まんないですわ。 (2020年12月9日 16時) (
レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 新しいの見っけ☆←オrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr (2019年8月24日 9時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日名無 りん | 作成日時：2019年5月16日 23時
