よんじゅーに ページ42
ギギギとどんどん締め付ける力は大きくなってゆく
ホークスは常闇を助けに行こうとするも、荼毘のせいでいくことができない
「やめっ、ろぉ！！」
『きもち、わるい。きもちわる....い』
Aは俯くばかりで常闇を締め付けている事にも気づいていない
荼毘はニヤリと笑いながら、ホークスの方へ向き直った
「あぁ、残念だったなぁ。折角助けが来たのにそいつはもう死にそうだ！！！」
「ぐあぁぁぁ！！」
メラメラと揺れる青色の炎
それはゆっくり、確実にホークスの背中を
言葉では言い表せない程の快感！
ホークスの生死を自分が握っている高揚感！
荼毘は口角を上げ、ホークスを見下した
だが、それも直ぐに終わる事になる
「Aちゃん！！！」
『うあっ、』
突然、Aを呼ぶ声と焦るAの声が聞こえて来る
背中を向けていたせいで状況が見えない
だが、Aが個性を止めた事はわかった
後ろを向こうとした瞬間、岩が荼毘の方へ飛んでくる
荼毘はもちろん後ろの方に跳んで避けた
その隙に、Aからの拘束を抜けた常闇がホークスを抱きしめ逃げるのが見える
しかし、それは荼毘にとってどうでもいい事である
最優先はA
自然と荼毘の目はAを探した
「おいで！！もう大丈夫！！一緒に帰ろう！！」
『でっ、も....』
目に捕えたのはAに手を伸ばす物間とこちらを不安げに見つめるA
荼毘はすぐさま物間に向け蒼炎を放った
「ダメだろ、それはダメだ。絶対に」
『だびくんっ』
物間は悔しそうな顔をして、”僕は諦めない！“と言いながら去っていった
荼毘はAを急いで抱き上げる
荼毘は逃げようとしたが、目の端にミスターを捕らえたのでそちらへ行く事にした
「ミスター、逃げねえのか」
「どこ行ってた！隊長だろうが！」
「てめェもだろ。軍隊ごっこなんざもう機能してねえよ。他の連中は？」
「トゥワイスがやられた…そんで…止めたんだが行っちまった…トガちゃんがああも冷静さを欠くなんて…」
下ではヒーローを次々と刺してゆくトガが居た
その顔は正に鬼のように歪んでおり、Aは何故か無性に悲しくなった
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ゆずな - さすがに号泣…Ruさん！覚えましたよ！大援しまくりますからね！ (2月16日 21時) (
レス) @page48 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
狐宮(プロフ) - えーー！！！終わり方神ですか！？感動しました。あと文の書き方とか喋り方で年齢が分かるの凄いですね。あと夢主の成長が、、😭👍✨読み終わった後保護者になった気分になります。本当にいい作品でした。ありがとうございました🙇🙇 (9月19日 20時) (レス) id: 4df6e0fb41 (このIDを非表示/違反報告)
來好 きい(プロフ) - 泣けました〜！(*꒦ິ³꒦ີ)雄英に行ったりヴィラン連合に戻ったりしていたけど私的にはやっぱりヴィラン連合が似合うかな？と思いました！ (8月21日 11時) (レス) @page47 id: ce7ac7a2b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちーづふぉんでゅ/一方通行最推し全肯定オタク(プロフ) - メリバ厨にはたまらん作品でした。布教してきます・:*三ᕕ( ᐛ )ᕗ (8月19日 21時) (レス) @page47 id: 5ebe7ae459 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - わんだほーい！さん» わーっ、ありがとうございます！もっといっぱい作りますのでその時も是非よろしくお願いします！ (8月18日 9時) (レス) id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ru | 作成日時：2023年6月25日 21時
