ごーお ページ5
『はっ、はっ、はぁっ！』
たったったと規則的な足音が路地裏から聞こえてくる
あれから数日が経ち、Aは食料調達に明け暮れていた
「待ちやがれ！！この泥棒！！」
Aは物影にじっと潜む事にしたようだ
そして、太った男がどかどかと走り去っていく所を物影から盗み見たAはすくっと立ち上がった
『きょうのよるごはんはあんっぱーん！』
嬉しそうに、戦利品のあんぱんを掲げるA
ふわりと笑うその姿は、まるで天使のようだった
＊＊＊
ポニーテールをふわふわ揺らしながら、Aは夜道を歩いていた
すると、目の前に立っていた人に気づかずぶつかってしまう
『いたっ！』
Aはよろけ、こけた
真っ白な足から、血が流れ出てくる
『わっ、さ、3びょーるーる！！！』
Aは膝を抱えて、そう唱えた
するとどうだろう。傷が綺麗さっぱり無くなっている
Aは体に付いた砂埃を払いながら立ち上がった
「お前......」
Aは顔を上げた。
そこには目にクマのある水色髪の男が居る
『おにーさんだぁれ？？』
「......悪い人」
ぼそっと呟くその男は、Aをまじまじと見た
Aはキョトンと首を傾げている
「お前、母親とか父親は？」
『んー、知らない！』
元気よく答えるA
その姿を見て、男はニヤリと笑った
「良いな、回復キャラゲットだ」
男はAに目線を合わせた。
綺麗な緑の目がが男を捉える
「名前は？」
『A！！』
元気よくAが手を上げて答えると、男は興味なさそうにその手を握った
「ふーん、俺は弔だ」
『とむくん！！』
「あ”ー、それで良いよ」
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Ru(プロフ) - 猫さん» かっちゃんが柄にもなく振り回される状況を書いてみたかったので最後はかっちゃん推しにしてみました✨次も頑張りますね！ (7月5日 21時) (
レス) @page31 id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 最後にかっちゃん推しになってるの私と一緒でなんだか嬉しかったですw次の作品の更新も頑張って下さい！ (7月5日 19時) (レス) @page32 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - SEIさん» ありがとうございます！！たまに更新できなかった日があって申し訳なかったです...でも引き込まれるような物語を書けたなら凄く嬉しいです！！ありがとうございました！ (6月25日 23時) (レス) id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 完結おめでとうございます！キャラクターと物語に引き込まれ、毎日楽しく読まさせていただきました！お疲れ様です！ (6月25日 22時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - いちきちゃんさん» ファンがつくってこんなに嬉しいんですね！最終話更新直ぐに読んでくださってありがとうございます！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (6月25日 22時) (レス) id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ru | 作成日時：2023年6月10日 15時
