さんじゅーいち ページ31
その後、Aには沢山の訪問者がやってきた
警察官や会長、引子
そして、オールマイト
「Aちゃん、許してくれとは言わないけど本当にごめん。君を怯えさせる事を何度もしてしまった」
『......いーよ、ゆるしてあげる』
オールマイトはガバッと頭を上げた
Aは困ったように微笑んでいる
『わたしも....ごめんなさい。いっぱいわるいことしちゃった』
「そんな、謝るのは私達の方だ。我々大人が、全て悪かった」
塚内も横からAに対し頭を下げた
Aはまた、困った顔をした
『おっ、おたがいさま...だよ！』
＊＊＊10年後
『お母さん、行ってくるね！』
「A！ハンカチ持った？ティッシュは大丈夫？」
『もーっ！大丈夫だって！』
10年後、Aは15歳になった
今日から華の高校生だ
「A！」
『なぁに！？お兄ちゃん』
下半身だけヒーローコスチュームに身を包んだ出久がAに駆け寄った
そして間を置いてグーサインを前に突き出す
「超カッコイイよ」
Aはくすぐったそうに笑って、赤色のネクタイを締め直した
『ふふっ、ありがとう。行ってきまーす！！』
Aは雄英高校の制服に身を包み、玄関の扉を開けた
空は真っ青で、風がまだ少し冷たかった
Aは少し小走りにある場所へ向かった
この為に予定より1時間も早く家を出たのだ
『かっちゃ！！』
「おー、帰れー」
爆豪勝己
そう、一番初めにAの過去を知って、Aのヒーローになると言った男である
その後きちんとヒーローになり、Aの最推しとなっていた
Aの部屋はダイナマイトグッズで溢れかえっている
『見てみて！雄英の制服！！かっちゃんの母校でしょ？』
くるくるとその場で回り、制服を見せるA
爆豪は興味なさそうに机の上の書類を見ていた
ようにみえた
「....似合ってる」ﾎﾞｿｯ
突然放ったその言葉に、Aはぎゅるんっ！と効果音が付きそうなほど勢いよく後ろを向いた
『マジ？？やったぁ！！これで今日一日頑張れる！！ありがとうかっちゃん！！行ってきまーす！！』
「.....マジで嵐みてぇ」
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＿＿＿＿＿＿子どもと戯れ fin
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Ru(プロフ) - 猫さん» かっちゃんが柄にもなく振り回される状況を書いてみたかったので最後はかっちゃん推しにしてみました✨次も頑張りますね！ (7月5日 21時) (
レス) @page31 id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 最後にかっちゃん推しになってるの私と一緒でなんだか嬉しかったですw次の作品の更新も頑張って下さい！ (7月5日 19時) (レス) @page32 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - SEIさん» ありがとうございます！！たまに更新できなかった日があって申し訳なかったです...でも引き込まれるような物語を書けたなら凄く嬉しいです！！ありがとうございました！ (6月25日 23時) (レス) id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 完結おめでとうございます！キャラクターと物語に引き込まれ、毎日楽しく読まさせていただきました！お疲れ様です！ (6月25日 22時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - いちきちゃんさん» ファンがつくってこんなに嬉しいんですね！最終話更新直ぐに読んでくださってありがとうございます！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (6月25日 22時) (レス) id: d04e36da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ru | 作成日時：2023年6月10日 15時
