君には言えない。2

恋の自覚 ページ5

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「Aも拗らせちゃった？わかる〜カッコよくて最高なのに、しんどくなる。」





「松松好きじゃん、A。もし2人から迫られたらどーする？笑」





「なあに、そんなこと言って、笑」





「妄想は無料だもん、いいじゃん〜」





「私は今も昔も、ずっと松倉くんが1番だもん」





「まつく〜！！5年前から好きだもんね、そりゃそうか。」







私元太に振り回されたいー！ちゃかが1番だけど！なんてニヤニヤしてるみお。






今のわたしには、正直ドキッとする質問だった。







でも、迷いなく出た今も昔も松倉くんが1番って言葉

みおは推しとしての意味に捉えてるけど、それも間違えではないんだけど。笑









男の人としてって意味で。

松倉くんが、大切な人で隣にいてくれたらいいな




認めたくなかった。好きって。





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「私ね、大切な人がいるの」




「え？！」





「みお驚きすぎ、笑」




「彼氏できたの？」




「んーん、片想い。だと思う」




「だと思うってことは、脈あるかもしれないって事？やーん、何それ超いいキュンキュンする！」




「脈、なのかな。なんか今急に不安になってきた、自惚れてるかもしれない、やだ」




「あんった、かわいいね。松倉見て落ち着け」






その原因は、その松倉ですなんて言えないけど。




好きって覚悟したら、なんかスッキリしたな



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