君には言えない。2

君の名前 ページ21

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夜は更けて、


明日も早いからって解散した。







帰り道、Aちゃんに電話かけたらちょっとテンションが高くて。





「明日友達と会えるし、楽しみなことあるの！」








どっか行くの？って聞いても、秘密ってウキウキしてるのが伝わってきた。


最終日頑張ってね。って、それとない会話。









舞台終わったら、ちゃんと伝えよう。

意思を固めて布団に潜った









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「うわっ、まだ全然早いじゃん」




最終日だし緊張してんのか、早く目が覚めて。寝不足でもなくて目覚めはいい






集合まで時間はある。



劇場近くのカフェ、コーヒーの匂いにつられて入ってみた。ゆっくりする時間も大事だな〜、いろんなこと考えられるこの時間がたまらなく好きだ


仕事のこと、もっといろんなこと挑戦したいなーとか。みんなでこれやりたいとか考えたりして




ここのカフェ気に入った、この雰囲気。
ちょっと暗めの照明で、レトロな雑貨が置いてあって。




Aちゃんの部屋もオシャレだった、ここ好きそうだな。






あ、このケーキ美味い。

連れてきてあげたいな、




って、結びつけちゃう女々しい俺









「こちらの席どうぞ。」




「ありがとうございます〜！ここのケーキね、めっちゃ美味しいんだよ！モーニングからケーキ最高じゃない？A！」







その名前に反応してしまう俺は、だいぶ君のことが好きみたいだ。




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