君には言えない。2

ともだち ページ9

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「友達！ね！」




「…いいの？」




「逆にダメなの？」





首を横に振る。





「ファンの子なのにさ。ジャニーズじゃないただの松田元太として、接してくれるの結構嬉しいから。気を張らなくていいって言うかさ！」




「、ありがとう」




「それこっちの言葉。ありがとね」






今度は優しく撫でられる。
どっちが年上かわかんないね








「…んー友達から少しお怒りの言葉を伝えていいですか！」




「え、なに。」




「隙が多い！簡単に触らせちゃダメでしょ！わかってる？」



「わかってるよ。隙ね」




「雑！違う！キスもハグもされてんだよ俺に！何言わせんの！」




「なんで言うの！」




「家にも入れたり、ご飯作ってくれちゃったり。色々あざといのもダメ！」




「元太くんが困ってたし弱ってたし、誰にでもしないよ…見境ないわけじゃない」




「……その言葉もダメ。とにかくずるいから！気をつけて！」




「えぇ……」








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今度お肉食べ行こうなー！約束！って手を振って別れた。


暗い雰囲気になったのは本当に一瞬だけだった。









「海斗にちゃんと伝えろよ、大丈夫
あいつ以上に最高なやつ、いない。俺が保証する」









【今家ついたよ】

そう送って数分後、チャイムがなった。



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