君には言えない。2

不憫な彼 ページ43

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松倉くんは驚いた顔でこっちをみてきた




「ニヤケすぎ。目の前で何見せられてんの俺、クラのくせに」


「あー！いちゃついてる！元太ショックなんですけど、散れ散れ〜！」



「そろそろ会計、海人よろしく」



「はっ！なんでだよ！海斗もリーダーじゃん。ってかそこはジャンケンじゃね！」



「ぜってー負けねぇ、負けた奴奢りな。」



「まつく負けそう」






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タッハーと今日1番のうみの笑い声




「俺かよ…」



「ほんと待ってるね、クラ」



「「「ごちでーーーす」」」




松倉くんの不憫ってほんとなんだと、オタク目線




みんなとバイバイして、私は先にお店を出て家に向かう。危ないからタクシーで帰ってって松倉くんからお願いされて、お金を渡された。大丈夫なのに




まさか松倉くんと外食できるなんて思ってなかったから嬉しい、
タクシーに乗った瞬間、完全に酔いが遅れてきた。

緊張した、楽しかったけど





【松倉くん:すぐ着くから俺の部屋の前いて。】





マンションに着いた5分後に松倉くんがきて、

玄関を開けてくれた

時計を見たらもう0時を回りそうで眠気が少し襲ってきた


手洗いうがい、脂っこいからマウスウォッシュも借りて鏡を見ると眠そうな私が映った




「明日仕事じゃないの？」



「昼から、Aここ来て」



ソファに座るとぎゅうって効果音が付くくらい

抱きしめられた







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