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返事も待たずに松倉くんのペースに呑まれた
頬に添えられた手が、優しくて
それとは裏腹に噛み付くようなキス
「っ、まって」
「ごめん、無理」
「…っ、ん、だめ、まつくらくん」
「それ逆効果なのわかってやってんの?」
別に経験がないわけじゃないのに、初めての感覚で、わけわからなくなって涙が溢れそうになる。
「松倉くん、だめ、」
「…腰、もうちょっと浮かして、」
いつからこんなに欲に忠実になったんだろう
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行為が終わってまだポヤポヤしてる夢の中みたいな感覚。
「疲れちゃった?」
そんな彼は余裕そう
こんな一夜限りの経験、自分には無縁だと思ってたから人生何が起きるかわからない。
あーあ、あの喫茶店お気に入りだったのに
もう行けないや。
目を閉じてる松倉くん、やっぱ見たことある気がする。こんなかっこいい知り合いいたかな、
右瞼、ほくろあるんだ。隠しほくろってやつ
「見過ぎじゃね笑」
「び、っくりした」
「見惚れた?」
「、右瞼。目閉じるとほくろあるなって思いまして」
「隠れチャームポイント、どう?」
「…いいですね。」
「木村もあるじゃん、ここ」
そう言って右胸の横にあるほくろに触れた
「〜っ、変態」
「今更なに、笑 もう見ちゃったし」
「ねぇ外大雨だね。帰るの危ないからここいたら?
てか、いてよ。」
外は土砂降りだった。
「次は声、抑えてね」
松倉くんは強引だ。
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ひなぴ(プロフ) - マツタケさん» ありがとうございます( ; ; )!いつも感想くれてとても嬉しいです…( ´ ▽ ` ) (2021年2月13日 0時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
マツタケ(プロフ) - お疲れ様です!!もちろんです( ´ ` )いつまでも待ちます!!何回も読んで気長に待ってます!!どの作品も何回読んでも飽きないし、面白いです(T^T)大好きです〜! (2021年2月12日 0時) (レス) id: 2ce99fa258 (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - くまさん» えーーん( ; ; )ありがとうございます…めちゃくちゃ嬉しいお言葉です。また暇なとき読んでやってください! (2021年2月11日 23時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - マツタケさん» マツタケさん!!嬉しすぎます( ; ; )続き書いてますたくさん一気に公開したいので待っててください!いつもありがとうございます( ; ; ) (2021年2月11日 23時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
くま - えーーーん(T ^ T)まじでめちゃくちゃ好きです、全部の作品が好きです…更新頑張ってください! (2021年2月11日 1時) (レス) id: f7b31d6045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなぴ | 作成日時:2021年2月5日 13時