ねぇ、松倉先輩

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「あの、ちゃかちゃんとは仲良しですか？」



「うん、Aもよく知ってるじゃん。なに急に笑」






ちゃかちゃんとの電話してるときに俺の、って言って電話切ったり

私と松倉先輩の関係性をちゃかちゃんは知ってるし

悩んでたことも知ってるんだけど




「心配しちゃった？」



「や、なんとなく聞いただけです」



「大丈夫だよ、俺ちゃかのこと好きだし」





女の子同士の友情とか価値観とか
やっぱ少し違うのかな



「最近もここ行ったし、ラーメン。美味かった」



そう言って写真を見せてくる松倉先輩は、ニコニコしててちゃかちゃんのこと好きなんだなーって感じた





「…ちゃかのこと好き？」



「え？はい。良い人ですよね、先輩としても人としても。」



「ふーん、じゃ、俺のことは？」



「…なんですか、わかりきってるじゃないですか」



「俺バカだから忘れちゃう。」



「…大好きですけど。」



「知ってる」



「何なんですか！言わせといて！」







仲直り？できてよかった



あの女の人のことがチラつくけど、ムカつくけど
まだ意見を言える立場になれてないから。






松倉先輩の話したいことってなんだろう、


その時にもう一度、
私もちゃんと松倉先輩に気持ち伝えよう




当たって砕けたら、そんなことは考えないでぶつけよう。









松倉先輩の彼女になりたいんです。って




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