ねぇ、松倉先輩

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私がお風呂から上がったら、高めのアイスを一つ机に置いて、なんか申し訳なさそうな松倉先輩



「これ、一緒に食お」



「ハーゲンダッツとか久々です、いいんですか？」



「新作の味だって、ん。」




一口分すくって、スプーンを差し出してきた

…え、食べろってことかな？
食べさせてもらうの？




「溶けるよ」



「いただきます」




高級アイスってわかるだけで、なんでこうも美味しく感じるんだろう。

うま〜って浸ってたらスプーンの柄を持たせてきた




「俺にもちょうだい」





こんな擬似カップルみたいなことしたことないのに

松倉先輩何かあったのかな






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「水族館、楽しかった？」



「はい、イルカショー久々に見ました！あと夜の水族館っていいですね雰囲気あって」



「ちゃかにもらったピアス付けて行くなんて、デートしてんじゃん」



「そ、うですかね」



「木村耳弱いのに、ちゃかに開けてもらうとき大丈夫だったの？」



「松倉先輩、」



「なんか、やなんだけど。」



「何がですか？」



「木村のその顔、ちゃかにも見せたの。なんかムカつく」







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