シルバーアクセサリー

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インターホンが鳴り響く。頭にも響いてしんどい、


宅配便か…しょうがない。
オートロックを開けて玄関で待機する




「お荷物です」



「ありがとうございます、……って」




松田じゃん。



「お引き取りください」




「ひっど、鬼」




「今日は、松田のこと相手できないの。」




「ふーん？」



「まあでも、体調悪そうだし一緒にいてあげてもいいよ」



「は、」



「顔色めっちゃ悪い。お前甘えるの下手だよね」



よいしょって抱き抱えてソファに連行される。
布団やら何やら寝室から持ってきて、家のものを熟知してる松田は体温計まで持ってきた



「測って」



「や、風邪じゃなくて」



「、？もういいってこーゆーときは甘えんの」



「…だから、女の子にしかわからないやつだから」



「…まじ。じゃあ俺わかんないわ」




その言葉を残して家から出て行ってしまった。
…そりゃそうか、だってわたしは都合の良い関係の片割れで



その相手をできないから用はないもん。







虚しいな。自分で選択したことだけど

体調悪いとネガティブが加速する。






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ガチャって玄関が開く音、カサカサと袋が擦れる音







「わからんからとりあえず買ってきた、けど、

…何泣いてんの。そんなに痛いの？薬、買ってねぇごめん」




帰ったと思った松田がいた





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