シルバーアクセサリー

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まって連絡は帰ってこないし、そもそも住んでるとこ知らない。
…いや、待って俺って天才だ。あるじゃん携帯に！メモした住所！




俺には興味を持ってない安心感と、少しの好奇心でもう一度会ってみたかった。





案の定俺の顔を見たお姉さんは関わりたくない、って言ってきた。忘れ物を渡してもいらないと一言言って、ほっといてとか関係ないとか壁がまあ分厚い。



俺に興味ないと一言。そりゃ好都合。



俺もお前も恋愛が怖いんだ。臆病者。依存もしたくないしされたくない、でも1人はきっと嫌なんだ。
友達では埋められない、なんて情けないんだろう







干渉してこない人なんてどんだけこっちは気が楽か。俺ばっか得してるから一か八かの誘いだ





「お互い恋人ができたら、解消。それまでの暇つぶし。」





そんな関係、恋人ごっこなんて可愛いもんじゃない関係になった。





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Aちゃんは慣れた手つきで無駄な動きもなく料理を作っていく。女の子ってすげーな。久々に人が料理するとこ見た、子供の頃を思い出す。


お弁当とか詰めるとこ見るの好きだったなー、このどんどん完成されてく過程もワクワクする。




つんけんした言い方しながらも、なんやかんや俺の分まで作ってくれて。味はめちゃくちゃ好きな味で、箸が止まらなかった。




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