解決方法 ページ10
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「お、おかえり！」
「ただいま。また邪魔してごめん」
「いーって、明日マネージャーにもう一度相談しよう」
「そうだな。あ、やば。携帯。」
「？ 携帯なら手に持ってんじゃん」
「いや、それがさ。」
取り違えた経緯を話す、
「警察に届けた方がいいよな？
てか、俺の携帯どうしよう。パスワードはかけてるけど…
明日仕事の前にちゃかと買い物するのに連絡入れてない。」
「ふつー届けるっしょ、その子どこ住んでるのか分からないからあれだけど。電話してみる？海斗の携帯」
「んー、一旦そうしてもらってい？ごめん」
そんな時あの女の子の携帯が鳴った。
「電話、出てみたら？」
「これ非通知だけど、」
「その子からかも知んないし！はい！違ったら謝ればいい！」
元太が電話をとって、無理矢理俺に渡してきた。
「…もしもし。」
.
低めの声、
「もしもし。あ、あの。その携帯の持ち主なんですけど、」
「さっきの、海浜公園にいた方ですか？」
「はい、すみません。貴方の携帯間違えて持って帰ってきちゃって…まだあの公園にいたら届けようと思ったんですが、もういないですよね」
「僕も気がつかなくて、すみません。仕事のこともあってすぐ必要なんですけど…えっと、こんな時間で申し訳ないんですけど、取りに行ったら迷惑ですか？」
「え、」
想定外の提案
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作者名：ひなぴ
| 作成日時：2020年12月4日 12時
