つぶれる ページ37
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仕事の愚痴とか、今日のことを話して
何も言わずに聞いてくれて。めちゃくちゃスッキリした。
もう真夜中。そろそろ終わらないと…
「もっと、飲んだら。俺ばっか飲んでんじゃん」
ふわふわしてる。
私じゃなくて松倉くんが酔うんかい!って心の中でつっこむ。
そりゃそうだ。すっっごい疲れてるでしょ。
毎日ほとんど舞台に立って…そりゃ酔うよね
「お水飲みなよ、あしたに響くよ」
「んー、」
弱いわけでもないと思う。意外と飲むんだな
なんかいつにも増して無防備だし、
ちょっと可愛さも増してる。
「ねえ、元太と連絡とか取ってんの?」
「、いや。知らないよ連絡先」
「…まじ?」
頷くと、そっかそっかってなんか1人で納得してる。
ソファに横になって、完全にオフモード
ほっぺのホクロ、かわいい。ちょっと赤くなってて
ノーセットの前髪、鼻と口を隠すように手を覆う癖
なーんか、お酒飲んでる松倉くん。可愛いけど
色気すごくて見てらんない
「酔いすぎないでね。お水置いとく。話聞いてくれてありがとう、また明日から頑張ってね」
「Aちゃん明日有給で休みだよね?」
「じゃあ、帰らないでここいてよ。」
「まだ話したい、だめ?」
小悪魔すぎないですか
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作者名:ひなぴ | 作成日時:2020年12月4日 12時