フープピアスに触れたくて

甘い時間 ページ46

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目を開けたら、もう外は明るかった。









10時を回ってた。









「寝顔かわい、」






触りたくなるほっぺた。いつ見ても長い睫毛、




思わずニヤけてしまう。重症だ









シャワー浴びて、準備をしよう。

成人女性はいろいろ隠したいから化粧に時間がかかるの









ベットから出た瞬間、手首を掴まれた







前髪の隙間から見えた瞳は色っぽくて

ベッドの中に引き戻される、なんかデジャブ？









「はよ」


「おはよう、もう10時だよ」


「ふーん」


「先準備してるね」






「だめ、まだいて。


あ。明日の仕事の時、ここ気をつけた方がいーよ」









　









トントンって、海斗が自分の首元を指で叩いてる


携帯を鏡がわりにして同じ位置をみてみる









「……いつ、つけたの」









「へー、覚えてないんだ？」




「必死に海斗、って呼んでくれてた時 つけた。」














「、知らない」









海斗の口角が上がって、



海斗がつけた、痕をなぞられる









「思い出させてあげようか」









「っ海斗、まだ朝だし、」









「Aって、首弱いよね。」









「俺、朝からするの好き





いいでしょ、A」









無言は私なりの肯定、


私は宮近海斗にとことん弱い。









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