フープピアスに触れたくて

何度でも ページ40

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宮近のくちびるは、ほんの少し冷たくて









「、まだ返事言ってないよ」








「じゃあ、言ってよ。





好き、俺と付き合って A」







「…私も、私も宮近のことすき。です」








「…知ってるよ」









2回目のキス、








「にかいめ、…あ。」







「お前さぁ……言うなよ、笑」







「ごめん、嬉しくて。」









「…そ。数えたらキリないから、もう数えなくていいよ。」






何度も重ねて。宮近に溺れそうになる









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「姉ちゃんよかったじゃん！」






「しずー、ありがとう。」







「そんでこんな夜中に電話かけてきたのか、え、泊まらなかったの？」






「あー、うん。明日、日曜日デートの日だし。服とかそーゆーのもないから。」





「そっかー、で。それはおめでとうだけど、もっとなんかあるんじゃないの？」





「読心術でも持ってるの？そう。


明日っていうか今日の昼過ぎとか暇？付き合って欲しいんだけど…」









土曜日、昼。





今度は私の買い物に付き合ってもらう。





「先週買えばよかったのに！松松もいたし、俺女の子の服とかわかんないよー」





「先週それどころじゃなくて、」






「あ、じゃあダメもとで呼ぶか。いい？」





「？？」






しずは電話をかけてニコニコ笑ってる




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