story.13 ページ15
明智side
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次の日の朝。
いつも通りAの家に迎えに来たものの、出てくる気配が無い
インターホンも押してみたけど反応無し
明智「…電話も出ねえし」
俺は鞄から可愛らしいクマのキーホルダーが付いている鍵を取り出し、ドアに差し込んだ
これはAの叔母さんからもらった合鍵
何かあった時用に持たせてもらっている。
明智「お邪魔します」
ガチャりとドアを開けると家の中は真っ暗だった
そして二階の部屋から聞こえてくるアラーム音
…はぁ、またか。
明智「おいA?」
部屋に入ると、ベットの上で丸くなってスヤスヤ寝ているA。
そんなAの上に俺はまたがった
♪♬〜♪〜♪♪〜
明智「起きろってA、」
『ん…』
優しく頬っぺを引っ張ると小さく声を上げたA。
それが可愛くて可愛くて、何回も引っ張っていると、
突然グイッと腕を引っ張られた
明智「っおい、」
バラスンスを崩して俺までベットに倒れ込んだ
そして腰にぎゅっと抱き着かれた
ふわっと香るAの匂い
『…んん、うさ子……へへ、』
明智「俺はお前の抱き枕のうさ子じゃねえって」
聞こえてないのか、更にぎゅ〜っと腕に力を入れるA。
こんな事もあろうかと早めに家を出てきといて良かった。マジで。
明智「A、今日叔母さんは?」
って聞こえてるわけねえか。
叔母さんはどうせ朝早くから仕事だろうな
『……しゅうちゃ…?』
明智「やっと起きたか」
『…なんじ…』
俺の胸の中でもぞもぞ動くA
まだ全然時間は平気だと伝えると二度寝をしようとしてたから急いで止めた。
明智「この体制でまた寝ようとすんなって、」
『んー…秀ちゃんいると寝やすいもん……』
明智「お前はまたそういうこと…」
いつもだったら甘やかしてまだ寝かせるけど、今日は違う
明智「…A、学校できっと面白いもん見れるから早く行こうぜ」
『おもしろい…?』
明智「それは行ってからのお楽しみってことで。」
『……わかった、起きる、』
まあ面白くなるかどうかは、あいつ次第だけど。
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. - ページ16、「皆んな」→皆だと思います。てか、そうしか、言いません。「みんなんな」になりますけど??「みんな」だったら「皆」だと思います。 (2020年12月25日 15時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - とても面白くて大好きです!更新頑張ってください!応援してます! (2019年7月15日 22時) (レス) id: eefed47ac2 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 夢主可愛過ぎ!凄く面白いですね!更新楽しみにしてます! (2019年7月8日 21時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
さりり - とってもかわいいいお話ですね!更新お待ちしてます! (2019年6月27日 23時) (レス) id: 2df5715419 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 更新空いてしまっていて少し寂しいです( ; ; ) (2019年6月27日 20時) (レス) id: c2ed4fd3f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴ | 作成日時:2019年5月12日 17時