おとぎの国へいらっしゃい♪【イナイレシリーズ】 (ページ36)

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白雪姫～神童拓人～ページ36

kanonさんリクです♪
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貴方side

深い深い森の奥の小さな小屋…

そこにはとても綺麗なお姫様がいました。

けれどそのお姫様の美しさに嫉妬した王女様はお姫様に毒林檎を食べさせたのです。

お姫様は小人たちに見守られながら眠っていました。

そこに運命の人…王子様が来てお姫様にキスをしました。

するとお姫様は目を覚ましました…

貴｢めでたし、めでたし！｣

私はいつものように子供達に白雪姫を読み聞かせる

子1｢やっぱり白雪姫大好きっ｣

子2｢私もーっ｣

毎日同じ話なのに子供達は飽きもせず聞いてくれる

ここは私の家の保育園だ

時間になるまで保育園児と遊んでいる

貴｢じゃあ、また明日！｣

子3｢ばいばーいっ！｣

～～～～～

貴｢私も白雪姫みたいになりたいー｣

男勝りな私、中川Aは親友の水鳥と茜とサッカー部のマネージャーをしている

そんなときふと愚痴をこぼした

水｢お前はどちらかというと王子だろ｣

茜｢Aちゃんの王子様…撮りたい…｣

白雪姫…それは私の憧れである

貴｢なんでだよー｣

水｢だって…あれを見ればなぁ？｣

水鳥はちらっと目を“あれ”の方に向けた

女達｢きゃああああ！A様ああああ！///｣

私のファン…らしい人たちがいた…

すると水鳥と茜は顔を見合わせてうんうんと頷いた

貴｢ううー私だって女なんだぞー｣

これでも恋をしている乙女なんだ

まぁ、相手は手の届かない人だけれど

円｢今日の練習はここまでだ！｣

皆｢はいっ！｣

円｢それと…今度中川の家の保育園で雷門中の部活動が劇をすることになった！何かいい案あるかー？｣

するととっさに声を出していた

貴｢白雪姫なんてどうですか!?｣

皆、驚いた顔で私の方を見ていた

貴｢あ、いや、えーっと、こ、子供達が白雪姫の話好きだから…((汗｣

慌てながらも一応フォローできた

私が白雪姫なんて柄じゃないもんね

円｢うん…子供達が好きなお話ならいいんじゃないか？｣

皆｢賛成ですっっ｣

そして白雪姫をやることになった

円｢じゃあ、役は皆で決めておいてくれ！解散！｣

役か…

白雪姫…やりたいなぁ…

霧｢はいはーい。白雪姫は神童がいいんじゃないか？｣

貴｢っ…///｣

まあ、気づいている人もいるだろうが私は神童のことが好きだ

神｢な、なんで俺なんだ!?((汗｣

天｢そうですね！とっても似合いますよ！｣

狩｢じゃあ、他にやりたい人はいませんかー？｣

ここで手を挙げるなんて私にはできない

あーあ…