おとぎの国へいらっしゃい♪【イナイレシリーズ】 (ページ25)

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不思議の国のアリス～フェイ・ルーン～(少し変更) ページ25

月夜見ルナさんリクエストです！
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貴方side

私はいつもどおり鶴正お兄ちゃんと木の下で本を読んでいた

速「俺は先に帰るので Aも暗くなる前に帰って来てくださいね？」

貴「は～い！」

一人で本を読んでいると目の前にウサ耳を付けた男の子(というより男の娘)が走って目の前を横切った

？「急がなきゃ！遅刻しちゃうよ～！」

私の前を横切ると小さな穴に入って行った

貴「う・・・さぎさん？」

うさぎさんが入って行った穴の方を見ると、金色の時計が落ちていた

貴「うさぎさんのかな？」

時計は高そうだったのですぐに大切なものだと分かった

走れば追いつくかも・・・

貴「うさぎさ～ん！待って待って～」

私も穴に入った

貴「きゃぁぁぁぁ！？」

その瞬間、浮遊感に襲われた

すぐ分かった

私・・・落ちてるんだ

ドスンっと地面に叩き付けられた

手の中の時計は無事だった

貴「良かった・・・さて、うさぎさんを追いかけなきゃ！」

どんどん進んでいくと森に入って行った

貴「怖いな・・・」

そう呟くと木の上からクスクスと笑い声が聞こえた

驚いて木の上を見ると猫耳の付いた青いくせっ毛の男の子がいた

貴「猫さん猫さん！うさぎさんを知らない？」

そう聞くとニヤァと笑って

猫「あっちにいるんじゃない？ｗあ、あっちにもいるかもｗこっちもそっちもどっちにもｗ」

とからかわれた

貴「もう！真剣なのに猫さんの馬鹿ぁぁぁ！」

猫「ごめんごめんｗ確かあっちに走って行ったよ」

貴「本当！？ありがとう♪」

私は猫さんのことを信じてしまった

それが落とし穴だったんだ・・・

猫「確か・・・だけどね・・・((ニヤァ」

また進んでいくとお茶会をしている人達を見つけた

ふわ～んと甘い香りが漂う

？「いやぁ、お茶会っていいもんだ」

？「そうだな」

うさぎさんはいるけどちがううさぎさんだった

貴「あの・・・そこのお二人さん・・・」

？「ん？誰だ？」

もしかしたらこのうさぎさんとお友達～とかで何か知ってるかも・・・！

貴「急いでいるうさぎさんを見ませんでしたか？」

？「う～ん・・・フェイのことか？」

霧「あ、自己紹介がまだだったな。俺は霧野蘭丸、三日月うさぎ」

神「俺は神童拓人、帽子屋だ。君は・・・？」

なんだかさっき読んでた本に出てきたキャラクターみたい…

あれ？私、何の本読んでたんだっけ…

何も思い出せない…

貴「私は・・・A。」

やっとのことで思い出したのは名前だけだった